不可能を可能に

「人間にはクリア不可能と言われたシューティングゲーム、7年5ヶ月目にしてついに突破される」

PS2版「怒首領蜂大往生」のデスレーベルモードというのをクリアした方がいるとのことです。クリア動画ではありませんが、そのモードの動画があったので視聴したところ・・・無理無理（汗。あんなの避けられるわけがない。これが人を超えた存在か。

「怒首領蜂大往生」のwikipediaも読みましたが、残機0とかクリアさせる気無いだろと言わざるを得ない。ボム使うとボスの体力回復とか・・・「人間にはクリア不可能」。何で作ったｗ

しかし7年5ヶ月。根気強い方もいらっしゃるんですね。諦めるのは好きではないですが、あれは諦める以外の選択肢が無いです。攻略方法見つけるにも、何度も挑まなければいけませんし、クリアされた方は凄すぎ。あれ見た後だと東方ノーマルが避けれそうな気がする!・・・気がしただけだった。
一度は「怒首領蜂」も遊んでみたいです。もちろんデスレーベルモードはお断りです。その前にたどり着けないけど（汗。

ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃

東宝特撮DVDコレクションの「ゴジラ　モスラ　キングギドラ　大怪獣総攻撃」を購入。バラゴンも出るよ!ｗ

太平洋戦争で犠牲になった人々の残留思念の塊として誕生したゴジラ。ゴジラから「くに」を守るために護国聖獣である地の神・婆羅護吽、海の神・最珠羅、天の神・魏怒羅が復活する!

・・・久々に見ましたが、一風変わった雰囲気のあるゴジラ映画ですね。登場人物の語りがやけに多い気がする。それでいてあまり魅力を感じないヒロインなのでどうにも感情移入が出来ませんでした（汗。他の人物もあまり・・・でも何故父親が前線に出ているのかという問いに「他の人なら良かったのか」と応えるのは良かったです。誰かがやらなければならないこと。偉いとか、そういったことは関係ないのでしょう。そんな問いをしたから好きになれないのかな。

この映画といえば何といっても白目ゴジラ。不気味さは随分と増しており、千年竜王だろうと背後からの攻撃だろうと圧倒する強さ。キングギドラの引力光線すら吸収して、放射熱線と共にお返し。心臓だけでも生き残ってますから、生命力はゴジラシリーズ随一かもしれません。でも最後は身体に穴を開けられているのに放射熱線放とうとして自滅・・・最初の時点でやめとけばいいものを。そんなに目の前の人間が許せなかったのか。非常に執念深いゴジラでした。

で、護国聖獣の3体。まさかの復活を果たしたバラゴンですが、中盤で敗北。先に復活して先陣切るのは良いけれど、攻撃方法が潜るか体当たりか噛み付くか・・・不利すぎる（涙。モスラは珍しく人間たちを殺害。若者たちが犬を湖に捨てようとした行為に怒ったのでしょうけど、人間には温厚的な怪獣というイメージだっただけに意外。自身を犠牲にしてギドラを千年竜王キングギドラに。
そのギドラは不完全な復活だったので、翼は閉じたままで地中からの登場。モスラの力を借りて復活した後はゴジラと互角の戦いを繰り広げるも、自身の光線を吸収された上に増幅して打ち返されて敗北。ところでこのギドラ、完全復活には1万年を要するそうで。その1万年の間に何か出てきたら、バラゴン＆モスラが中心となって戦うわけですよね?ある意味迷惑な竜王です。そもそも千年竜王なのに1万年って一体。

気になったのは「初代ゴジラは自衛隊の力で倒した」となっていた点。真実は芹沢博士の犠牲とオキシジェン・デストロイヤー。自衛隊のこの対応の仕方は納得いきませんでした。
あとはUSAゴジラとの繋がり。アメリカでゴジラ騒ぎがあったけど、日本の学者はゴジラではないと否定。そしてFWで秒殺。つくづく不遇なジラ。


ビオランテ視聴後なので、BGMにも結構違和感が。それでもゴジラの恐怖というのが強く描かれていた映画だと思います。護国聖獣でも倒せず、心臓になっても生きており、放射熱線後の雲がキノコ型だったり・・・あと白目怖い（汗。戦争の犠牲者たちの怨念の集合体。復讐と、生への執着があそこまでの力になっているのでしょうか。
特別面白い作品ではありませんでしたが、平成シリーズの中ではちょっと変わった感じのするゴジラ映画でした。これはこれで。次はVSキングギドラ。