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ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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「のんのんびより りぴーと」を見て

2015-10-09 07:52:12 | 2015年アニメ
「のんのんびより りぴーと」を全話視聴しました。

 1期から2年経ってからの2期となった今回。1期からもう一度季節を繰り返す、というわけではなく、1期の出来事の合間を埋めるかのように物語がいくつも展開されて行きました。
 私は原作は単行本で読んでいるのですが、れんげの入学式やプール掃除、れんげの自転車練習などは読んだことがありません。となると、まだ単行本化していない部分なのか、はたまたオリジナルなのか・・・オリジナルだとすれば、原作の話とオリジナルが見事に絡み合っており、とてもオリジナルとは思えないくらいの出来栄えだったと感じました。

 第1話でれんげが登校練習の際に拾った「伝説の剣(きのぼう)」が、季節がめぐって最終回で再び登場。それを自分たちの秘密基地に持っていくわけですが、この時夏美が「封印するんだ」と言ったのが非常に印象的でした。「ここに置くんだ」ではなくて「封印するんだ」という言い回しは、「伝説の剣」を教えたのが夏美ならではのものだったでしょう。
 また、入学式の日は1人でバスに乗って登校していたれんげが、最終回ではみんなでバスに乗って移動というのもまた良かったです。誰もいない1人用の席が映し出されたのは、「みんながいる」ことを意味していたのかなぁと思ってほんわかしました。

 1期と比べた場合、相変わらずののんびり具合は変わらず、それでいて1期では見られなかったみんなの意外な一面が見られました。れんげの小学一年生とは思えない才能は相変わらずですが、一方で自転車に乗るために必死に努力する姿も描かれていました。家に帰ると甘えん坊になる蛍、女の子っぽい服装も似合う夏美、小鞠は相変わらずなところもありつつ、小吉さんとの件では姉らしいアドバイスを送っていました。

 また、ひかげやこのみ、駄菓子屋(楓)といった面々の出番も多かったように感じます。このみがれんげと遊ぶ話は大好きだったので、アニメ化してくれてとても嬉しかったです。れんげをからかって遊びつつ、掛け算を足し算の暗算で一瞬でやってしまうれんげに驚かされるのも何か好き。同じくタケノコ掘りでれんげをからかおうとして、巻き込まれてしまった小鞠と違い、さすがお姉さんです(笑。
 ひかげはれんげのみならず、夏美とのコンビで良い味を出してくれていましたし、駄菓子屋の相変わらずのれんげ大好きっぷりも良かったです。自転車練習回で、とうとうれんげが1人で自転車に乗れたわけですが、その際、遠ざかっていくれんげを見つめる駄菓子屋から、嬉しさとも寂しさともつかない雰囲気が漂っていたのが凄く好き。乗れて嬉しいけれども、いつか成長して離れていくんだと感じていたのかなぁ・・・と。

 そして最終話、みんなでお花見をしてED・・・このEDに1期のEDの歌詞が含まれているのが最高です!2期からでも問題なく入れるアニメではありましたが、1期を見たからこその感動がそこにありました。
 「りぴーと」のタイトル通り、季節は巡り、また春がやってきた。これからものんびりしている日々は続いていくんだなと感じさせられたラストでした。

 終わってみればあっという間で、けれども毎回和ませてもらった「のんのんびより りぴーと」。ありがとうございました!
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医者はどこだ!

2015-10-07 07:25:38 | 2015年アニメ
アニメ「ヤング ブラック・ジャック」の1話を見ました。

 この作品では医大生の頃のブラック・ジャックこと間黒男が描かれており、その一方で学生紛争などの社会的な背景も併せて描かれていました。原作1話を試し読みしてみたところ、手術シーンでは断面図が描かれていましたが、アニメでは手術シーンに規制があるのか、一切映っていませんでした。血の表現も抑えめだったように思えます。そういった場面を映せないとなると、如何に黒男のメスさばきで動きをつけていかなければならないでしょうし、大変だなぁと感じました。そういえば日テレで月曜夜7時台に放送していたアニメだと、手術シーンってどうなってたっけ・・・

 医大生だからといって当初約束した手術代をねぎったりするシーンなど、ブラック・ジャックでも見かけるシーンがあったので、原作を読んでいた身としては嬉しかったです。思っていたよりは楽しめそうですが、1話に1回は上半身が裸になるんでしょうか(笑。
 また、黒男といえば、関わりの深いドクター・キリコや恵の出番も気になるところです。さすがにピノコの出番は無いでしょうけども、顔を面で隠していたピノコの姉ならば、あるいは・・・?


 同じくブラック・ジャックの名がついた作品だと「ブラックジャックによろしく」という漫画があったのを思い出します。原作BJにはまりだした頃に発売されて、1巻だけは読んだことがありまして。ただ、読み終えて「ブラック・ジャックとかピノコ出てこないじゃん!」と感じ、1巻だけで読むのをやめてしまいました(苦笑。そういった作品だということを念頭に置いて読めばまた違うのでしょうけども、原作に熱中していた頃だったので期待しすぎていたのでしょう。

 ともあれ、今回のアニメを初め、色んな機会でブラック・ジャックに触れる人が増えてくれると良いなと思います。それにしても、ヤングなブラック・ジャック・・・ドラマ・・・うっ、頭が(汗。
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鉄と血と

2015-10-04 18:44:52 | 2015年アニメ
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の1話を視聴しました。

 敵機のシュヴァルベグレイズが結構好みだったので、折角作るなら作品も見ておこうと思い視聴することに。ガンダムって複数の組織と思惑が絡み合っている印象があって、なかなか視聴に踏み切れない部分もあったのですが、いざ見てみると案外分かるものですね。

 主人公である三日月・オーガスたちは、火星の民間警備会社に所属しており、体にモビルワーカーを動かすため?のインターフェースを仕込まれている模様。上司である大人たちから厳しい扱いを受けていたものの、火星の独立運動に携わる少女クーデリア・藍那・バーンスタインの地球までの護衛任務を任されることに・・・というところから物語が始まっていきます。

 藍那は三日月たちと対等の立場にたって、彼らの思いを知ろうとしていました。しかし三日月は手が汚れているからと藍那の握手を拒み、「対等な立場に立つということは、今は対等ではないということ」といった旨の言葉を藍那に突きつけられ、ショックを受けることに。で、更に藍那は自分の父にも厄介がられているようで、武力組織ギャラルホルンにその居所が知らされ、命を狙われることに・・・私、「アルドノア・ゼロ」はチラッとしか見ていないのですが、あちらも姫様が似たような扱いを受けていたような・・・お姫様ってのは、和平を求めて命を狙われなきゃいけない縛りでもあるんでしょうか(汗。

 ギャラルホルンに対抗する三日月たちの指揮をとるのが、三日月の兄貴分オルガ・イッカ。オルガは大人たちが逃げ出すのを見越しており、仲間のビスケット・グリフォンに指示し、反対に大人たちが自分たちの囮になってくれるよう作戦を展開。ビスケットに藍那救助も任せていたりと、なかなかに切れ者のようですね。そんなビスケットも、公式ページによれば参謀ポジションとのこと。
 幼い頃からオルガの指示を完璧にこなすのが他でもない三日月。モビルワーカーではなくモビルスーツ・グレイズの出現にみんなが動揺する中、仲間が時間稼ぎをしてくれた後に、会社に眠っていたガンダム・バルバトスで出陣!一撃のもとにグレイズを叩き伏せる様は、かーなーりかっこよかったです。グレイズだけ買おうかなとか思ってましたが、アレはプラモを作りたくなる・・・!

 そんなこんなで思っていた以上に楽しめた第1話でした。とりあえず藍那が可愛いので視聴継続します(笑。いずれ髪をばっさり切って、三日月たちの手伝いをしそうな気がする。


10月7日追記

HGのガンダム・バルバトスを作ったので、何枚か撮ってみました。



両肩、左腕を換装することで第1形態から第4形態への組み換えが楽しめます。



登場シーンは凄くかっこよかったですね。




刀もそのうち使う機会が来るのでしょう。



二刀流なんかも披露されるのかなーと。
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アイドルマスターシンデレラガールズ 第24話「Barefoot Girl.」

2015-10-03 07:38:33 | 2015年アニメ
アイドルマスターシンデレラガールズ 第24話「Barefoot Girl.」

 
 どんなに頑張っても、その先には何もないのではないか。自分だけキラキラしたものが見つからなかったらどうしよう。卯月が怖かったのは、何にも無いと感じていた自分自身でした。それでも、凜や未央、シンデレラプロジェクトのみんな、プロデューサーの励ましを受けて、卯月は自分を信じることにしました。
 キラキラできるかどうか不安だからといって、そのままそこに立ち止まっていては、いつまでもキラキラできない。プロデューサーが卯月に手を差し伸べ、選択を問うた際、一方は真っ暗な階段で、もう一方は僅かに光が差し込むステージといった具合に、光が上手く使われていたと思います。

 キラキラできると信じて向かったものの、やっぱり不安な時もある。けれども1人ではない。仲間の励ましを受けて、遂に卯月復活!ソロ曲が素晴らしい具合で卯月の心境とマッチしていて、この時のために作られたかのような曲でした。シンデレラプロジェクトだけでなく、ユニット活動をしている美穂も駆けつけてくれたのも嬉しかったですね。星にも卯月とまた一緒に仕事をしたいと書いてくれたりと、本当に良い子です・・・その反面で相変わらず幸子は幸子でしたがw

 今回のステージは、衣装ではなく学生服で歌ったことに意味があると思います。
 シンデレラは魔法が解けると、ガラスの靴を置き去りに、元の姿に戻ってしまいました。美城常務も言ったとおり、ライブ前の卯月はシンデレラではなく灰かぶりでした。また、学生服を着ている卯月は、他の子と何ら変わりの無い普通の女の子でした。
 シンデレラは王子様が迎えにきてくれたことで幸せになりました。しかし卯月は周囲の励ましもありましたが、自らもう一度自らお城に向かって歩き出した、そんな風に感じられます。ガラスの靴が無い裸足の女の子だから傷つくことはあっても、いつかお城にたどり着けると信じて歩き続ける。そして信じ続けた結果、お城にたどりつくことができました。
 普通の女の子であっても、自分を信じ、仲間と手を取り合うことで、キラキラできる。卯月はまさしくシンデレラのような女の子だったんだなと改めて感じさせられました。満面の笑みで歌う卯月にボロボロ泣いていました・・・

 そんな卯月を支えるプロデューサーも、彼女を信じ続けました。選考理由の笑顔は笑顔でも、それは卯月だけの笑顔。誰にでもできるものではありません。アイドルになろうと、キラキラしたいと思う彼女だからこそ生まれたものでしょう。
 また、凜が焦りを見せる一方で、未央はリーダーとして上手くニュージェネをまとめていたと思います。卯月と再会した時なんかは泣きそうでしたが、それをグッと堪えて笑顔で彼女を抱きしめたり、凜を落ち着かせたりと、前向きに元気に振舞ってくれました。未央がいなかったらと思うと・・・(汗。そんな未央も、ライブにやってきてくれた卯月を前にしては、涙を堪えきれなかったようで。無事に卯月が歌いきったのを見て安心する2人を見て、こちらも安心して涙が出てきました(苦笑。

 卯月のライブを見つめる美穂たちの表情も、1人1人違っていて面白かったです。きらりと美波は心配(緊張)を表情に出さず、安心して見つめているようでしたが、李衣菜あたりは結構緊張が顔に出ていた気がします。


 今回の「島村卯月、頑張ります!」は、今までとはまた違う決意を感じられる一言でした。先が見えない中で頑張るのは難しいことですが、それでもどんな時もくじけず、笑い、踊り、歌い続ける。キラキラした未来を信じて頑張り続ける卯月がますます好きになった第24話でした。

 そして卯月に心動かされたであろう美城常務がどう動くか・・・次回の特別編が終わると、いよいよラスト。まだまだ声がついて欲しいアイドルも沢山いるんですが、果たして・・・
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戦姫絶唱シンフォギアGX 第13話(最終回)「正義を信じて、握り締めて」

2015-10-01 09:08:45 | 2015年アニメ
戦姫絶唱シンフォギアGX 第13話(最終回)「正義を信じて、握り締めて」

 
 GXも遂に最終回!エクスドライブの相手にはまさかのバルタン星人らしきノイズが登場。ノイズ大量出現はいつものことですが、それより何より切歌と調の合体攻撃が面白すぎて笑ってしまいます(笑。なんだよあの懐かしの円盤UFOみたいな効果音ww「倒したんで次いきますねー」みたいな移動も含めて衝撃的でした。Gの最終回で見せたロボはいずこへ・・・

 そうこうしている間にキャロルは弦を紡いで獣を作り出しました。ゴスペル、グレイガ、ブレードライガー、さぁどれだ!(笑。アームドギアの力を束ね、巨大な拳で撃ち貫き、エクスドライブからイグナイト発動でエルフナインの声が響き、イザークの言葉もあってキャロル救出・・・といった展開となりました。本当の人助けとは、助ける側でなく、助けられる側も一生懸命である。そんなことが1期8話で語られていました。だからこそ、響から手を差し伸べるだけでは人助けにならず、キャロルからも手が差し伸べられなければ、彼女を本当の意味で救うことができなかったのでしょう。エルフナインの思いと、イザークの思いが届いたようで何よりでした。

 で、シンフォギア最終回にしては珍しく、最終戦後の日常?パートが長めとなりました。消えかかっていたエルフナインの命を救ったのは、もう1人の自分であるキャロル。思い出を無くしたキャロルと、思い出はあるが命が永らえないエルフナイン。キャロルはとっさにエルフナインとキスをしましたが、これによりエルフナインの人格や思い出を自分へと移したのでしょう。無事にS.O.N.Gの仲間入りを果たしましたので、続編があれば登場してくるでしょうね。


 立花家も響が間に入って両親の手を繋いだことで、もう一度やり直すことに。バラバラだったエルフナインとキャロルが1つになり、立花家もとりあえずは元の形へと戻りました。
 そんな彼女たちを見ていると、シンフォギアGXは錬金術のように、分解・解析・再構築の過程をたどった物語だったと思います。一度はバラバラになった家族や思いが、互いを理解し、時には赦すことで新たな関係を再構築していく。何もかもが元通りになるのは難しいことですが、手を取り合うことができたのであれば、きっと良い方向に向かうはずです。


 終わってみれば全13話。初っ端から熱い展開に震えたのがもう3ヶ月も前のことだとは思えません。正直なところ、12話での感想でも書いたとおり、中盤は「負ける→考え直す→勝つ」というのがパターン化してしまっていたのが残念に感じました。
 今回はオートスコアラーという明確な敵が登場。なればこそいつまでも放置しては置けず、いつかは倒さなければならない。となると、敵を倒したことで一件落着というか、一安心してしまった部分がどこかにあったのだと思います。
 私は、毎度毎度「次はどうなるんだ!?」と思わせてくれるのがシンフォギアだと思っていました。また、これまでノイズを倒しても、次から次へと湧いて出てくるうえに元凶が放置されたままなので一安心できませんでした。ただ、オートスコアラーは4体と数に限りがあるので、「敵が減っている」というのを感じやすかったのだと思います。ボスであるキャロルも一度倒されていますし。
 もちろん一件落着!で終わるばかりではなく、その間にも響の家庭問題など、後に続く物語も描かれてはいましたが、どこか1期やGと比べると「うーん」と思ってしまいがちなのは、やはり戦闘で一息ついてしまった部分が大きかったかと。


 始まりの歌や虹色のフリューゲルは確かに凄く良い曲なのですが、Gで使われた場面と比べてしまうと今ひとつ見劣りしてしまうような・・・贅沢になったものです(苦笑。
 しかし、そういった首をかしげた場面ばかりではありません。響の家庭問題に踏み込んだのは良かったと思いますし、クリス家に仏壇が供えられていることが嬉しかったり、翼さんやマリアが可愛い一面を見せてくれたり、調&切歌が普通に学生生活を送っているのも嬉しかったり・・・とまぁ、嬉しいことや良かったことが多いのも確かです。曲もいいし、安定した熱さや面白さもありました。


 しかし、あからさまに続編の伏線らしきものを見せるのは、あまり好きではありません。私はGの終わり方に大分満足していたので、GXに関しては発表を聞いた時から嬉しさと不安がありました。正直これ以上響たちに思い悩んだり戦って欲しくは無いという気持ちが強いです。続編があるのならば見ますが、できることならそろそろ決着をつけて欲しいところです。好きだからこそ、いつまでも続けるのではなく、ビシッと終わって欲しいんですよ。

 ともあれ、シンフォギアGXもお疲れ様でした!ありがとうございました!
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戦姫絶唱シンフォギアGX 第12話「GX」

2015-09-30 06:02:41 | 2015年アニメ
戦姫絶唱シンフォギアGX 第12話「GX」

 
 GXは敗北から始まり、そこから勝利に繋げていくパターンが多いなぁ。特にオートスコアラーとの戦いはそれぞれ1話の中でそれをやってたし。戦隊物とかだと見慣れたパターンですが、これまでのシンフォギアだと、話をまたいで決着をつけることが多かったのでどうにも見慣れない。マリアのおかんっぷりが見られたり、翼さんが可愛かったりもしたけど、響やクリスが思い悩む期間が長くて、必要だとわかっていてもスッキリしないところがあるなぁ・・・

 とまぁ、一度見た後に今回感想を書くまでの間、そんなことを思っていました。で、改めて感想を書こう!という段になって12話を見返したのですが、やっぱり熱くて好きですシンフォギア(笑。


 さて今回はウェル博士がまさかの大活躍。最低の英雄として最高の嫌がらせをしでかしてくれました。だから言ったじゃないか、この博士はきちんと倒しておかないと面倒なことになるって(汗。
 命がけの嫌がらせを果たしたうえに、マリアたちまで救ったウェル博士。残念ながら分解された人までは再構築できなかったようですが、その功績は素晴らしいものでした。色々と危ない思想の持ち主ではありますが、彼も紛れも無く英雄だったと思います。何せ「転んでもいいよ、また立ち上がればいい。ただそれだけ出来れば英雄さ」という、ウルトラマンネクサス前期OPの「英雄」の歌詞をある意味で体現してますし(笑。本当、諦めの悪さだけは一級品でしたね・・・
 ラスト、チップを渡したのが右手だったのが良かったです。左手はネフィリムと同化してましたから、右手の方が「物ではなく人として散っていった」という感じがしますし。

 マリアたちもウェル博士をサポートしつつ、自分たちの過去と戦っていました。偽ナスターシャや偽マリアも城の機能の1つなんでしょうね。突入直後の偽ナスターシャがウェル博士の仕業で、その後現れた偽マリアは城の仕業ということでいいんでしょうか。
 黒歴史は塗り替えてナンボ・・・さすが経験者である切歌は言うことが違いました(笑。今回初めてマリア、調、切歌の3人の歌が披露されました。1話で用いられた響たちの歌とはまた異なり、落ち着いた感じが漂う決意の歌となっていたように感じました。 


 ウェル博士の嫌がらせによって、命題を果たせなくなってしまったキャロル。今回ギアを纏っていたためにほぼ大人の姿でしたが、「お願いやめて!私とパパの邪魔をしないで!」などの台詞では、子供っぽさを感じたのが良かったです。
 父イザークが残した命題の答えは「赦し」だと解答したのはエルフナイン。響が父を赦したように、壊れてもやり直せることがある。イザークは世界を知り、人々の思いを知ることで、世界を赦せと言いたかったのでしょうか。父を殺した世界を赦せというのは難しいことですが、かといって復讐からは何も生まれず、キャロルの人生が復讐だけに費やされてしまいかねない。となれば、世界を知り、赦し、もっと広い世界に旅立って欲しいという思いがあったのかもしれません。

 キャロルは納得がいかず、終いにはまさかの70億人の絶唱越えのフォニックゲインをぶっ放してきました(汗。もしかしてこの子がいたら、ネフィリムの相手も楽勝だった可能性が・・・
 それに対してS2CAトライバーストが無理ならば、6人揃ってヘキサコンバージョン!やはり絶唱はいいものだ・・・そういえば今期は専らイグナイト頼りで、絶唱も久々な気がします。

 そして最後は限定解除で次回へ!気づけばあっという間に終わりが目の前に迫っていました。上記のような思いもありましたが、さてどうなることやら・・・


 あ、それとブルーレイ第1巻とキャロルのCDを購入してきました。キャロルのCD2曲目は次の話を見た後の方が良いかなーと思ってまだ聞いていません。でも1曲目のダウルダブラがめちゃくちゃカッコいいのでリピートしまくってます(笑。本当、水瀬さんがキャロルでよかったと感じる一曲ですね。
 ブルーレイにはGX1話の先行上映会の模様が収録されていたので、そちらも堪能させてもらいました。
 ・・・しかしライブどうすっかなぁ・・・そもそも当たるかどうか未定だし、数ヶ月先の話だけど、いきなりドデカイ出費が入ったしなぁ・・・うーむ。
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アイドルマスターシンデレラガールズ Special Program [Road to Live]

2015-09-26 07:25:52 | 2015年アニメ
アイドルマスターシンデレラガールズ Special Program [Road to Live]

 今回のアイマスシンデレラガールズは、特別編としてプロデューサー役の武内駿輔さんと、城ヶ崎美嘉役の佳村はるかさんの2人が、これまでの物語や佳村さんたちが参加した2ndライブを振り返ることに。正直、武内さんが「アナウンサーの~」とか名乗りだしても違和感が無いくらい落ち着いているうえに、スーツが似合っていることに驚かされます。そして、気を抜くと毎回キャラクター名を「武内プロデューサー」と書きそうになります(苦笑。

 まずは第23話の卯月が本音を語ったシーンから始まりました。舞踏会に向けて奮闘中の卯月たちですが、佳村さんたちも3rdライブである「シンデレラの舞踏会」に向けて頑張っているとのこと。というわけで、アニメの彼女たちと実際の2ndライブ映像の紹介に移っていきます。
 トップバッターは高垣楓(早見沙織さん)の「こいかぜ」。ライブに置いては、キャラクターと同じ髪型にしたり、リボンをつけたり、歌や歌詞、笑顔でそのキャラクターを表現するとのこと。実を言うと早見さんの顔と名前は一致するのですが、佳村さんたちは声を聞いて何とか、というレベルだったりします(汗。ですが実際に歌っている映像を見ると、この方は未央かな?智絵里かな?と思う場面があったので、それぞれ色んな表現をされているんだなぁと感じました。

 続いて安部菜々(三宅麻理恵さん)で「メルヘンデビュー!」。三宅さんも凄いですが、プロデューサーのみなさんも素晴らしいですね・・・あんなに一体感のある空間にいたら、さぞ楽しいだろうなぁと思いました。三宅さんの歌に関しては佳村さんたちの中でも人気が高く、リハーサルでは拍手が起こるそうな。

 プロダクション内を探検した時の「輝く世界の魔法」、キャンディアイランド回の「アタシポンコツアンドロイド」、合宿時の「Nation Blue」といった、劇中ではBGMとして使われていた曲も紹介。ソロとは違う一体感があり、仲間の声が聞こえてくるとシンデレラ!と感じるそうです。
 蘭子(内田真礼さん)の「華蕾夢ミル狂詩曲~魂ノ導~」、美波(洲崎綾さん)の「ヴィーナスシンドローム」、アスタリスク回の「We're the friends!」、これまた合宿回の「ススメ☆オトメ~jewel parade~」、第1話EDの「メッセージ」、1stシーズンOPの「Star!!」も紹介されました。アキバレンジャーで内田さんを知り、しばらくの間女優だと思っていたころが懐かしい・・・

 そして美嘉=佳村さんによる「TOKIMEKIエスカレート」の映像も披露。これまたプロデューサーさんたちのコールが凄かったです。アニメにもあった「TOKIMEKI」部分の振り付け等は、佳村さんがライブで演じたものがアニメに反映されたとのこと。

 最後は3rdライブの宣伝と、2ndライブの映像ソフトの宣伝、第24話予告で締めくくられました。2ndライブの映像は余裕があれば手に入れたいところですね。ウサミンのライブ映像はフルで見てみたい。映像ソフトにはマルチアングルなどの機能あり、声優さんによるオーディオコメンタリーも収録されているとのこと。ところで、多分紗枝のライブ映像だと思うのですが、そこで流れた「こんちきこんちき」とは一体・・・

 第24話は「裸足の女の子」。魔法が解け、裸足のまま階段を見上げている卯月はどうなってしまうのか。次回が待ち遠しいです。
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「モンスター娘のいる日常」を見て

2015-09-24 07:48:14 | 2015年アニメ
アニメ「モンスター娘のいる日常」全12話を視聴しました。原作既読です。

 ラミア、ハーピー、ケンタウロス、人魚、スライム、ラクネラ、デュラハン、リビングデッド、モノアイ、オーガ、ドッペルゲンガー・・・といった他種族と人間との交流法が制定され、人間のもとに他種族がホームステイすることで交流を深めるようになった世界の物語。主人公は毎度他種族の女の子たちに振り回されっぱなしで、終始命の危機に瀕してはいるものの、彼女たちを「他種族」ではなく「女の子」として接し、決めるときはビシッと決める・・・そんな話です。

 初めて本屋で見かけた時は「何だこれ?」と思い、後に試し読みした時も最初はちょっと苦手でした。けれども今となってはすっかり慣れてしまい、おかげさまで一番可愛いキャラクターはモノアイのマナコさんということに落ち着いています(笑。あとデュラハンのララや、パーンのメリノ、九尾のルズも好き。
 彼女たちは蛇だったり鳥だったりはするものの、人間の女の子と変わらず感情豊かで、親しみやすいキャラクターたちばかりでした。

 そんな漫画のアニメ化でしたが、サービスシーンが多目なので、毎度毎度のことながら声優さんと謎の光&湯気さん、お疲れ様です(笑。中の人で言うと、スライムのスーが各キャラクターの真似をした際にはその演技に驚かされました。スー役の野村さんというと、個人的には「ぶるらじ」で盛大にはっちゃけた人という印象が強いです(笑。あとはラミアのミーア役の雨宮さんは、「1週間フレンズ。」の印象が強かったので、こんなキャラクターもやるんだなぁと何だか新鮮に感じました。


 ストーリーはというと、序盤はラミアのミーアを初め、ハーピーのパピ、ケンタウロスのセントレア(セレア)などが次々にホームステイし始めて、結婚問題もあれこれありつつ、今度は人魚のメロやスライムのスー、アラクネのラク姐さん、他種族問題に対抗するMONの面子が登場。終盤にかけては「D」と名乗る人物からの脅迫状が届き、Dであるデュラハンによれば主人公が命の危機に瀕しているとのことで・・・という展開になっています。序盤はほぼ毎回誰かしらかがホームステイに来ており、概ね揃った中盤以降はより一層賑やかに。
 とにかく毎回モン娘たちが可愛らしいので、それをのんびりと眺めているだけでも楽しいアニメでした。OPは楽しいし、EDはかっこいい。そしてED後の他種族紹介も興味深い。サービスシーンも多目ですが、
 ドリアードの回では巨大化したスーが微妙にゴジラっぽかったのも印象的です。そして最終回は妙に動いていたような。

 タイトルどおり、とにかくモンスター娘たちのいる日常を堪能できるアニメだったと思います。最初は見慣れないかもしれませんが、主人公同様、彼女たちも1人の女の子なのだと気づくとすんなり受け入れられるかと。惜しむらくはコボルトのポルト回が無かったことかな・・・ランニングしている風景などは描かれていましたが、原作には彼女が経営するプールでの話もありました。ただ、それを入れるとなると最終回後半の話が削られることになるでしょうから、泣く泣く削った、といった感じですかね?続編があるとすれば必要になってくるキャラクターですから、そちらでの登場を待つとします。

 ともあれ、楽しいアニメをありがとうございました!
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戦姫絶唱シンフォギアGX 第11話「へいき、へっちゃら」

2015-09-24 07:05:07 | 2015年アニメ
戦姫絶唱シンフォギアGX 第11話「へいき、へっちゃら」

 
 何!?空が割れたらバキシムが出てくるのではないのか!?

 遂に披露された「リトル・ミラクル」。やはり「へいき、へっちゃら」は響が洸から知らぬ間に受け継いでいた思いと言葉でした。調理器具で怪我をする、というのはGXでも響が経験していましたね。受け継いだ時から大分経過し、言った側と受け取った側で捉えかたの違いはあったものの、ようやく和解への一歩を踏み出すこととなりました。「なけなしの勇気だって勇気」。その歌詞どおり、ほんの小さな勇気だって、状況を打開する切り札になりえます。今回洸が逃げるふりをしつつ響からキャロルを遠ざけるだけでなく、それに紛れてギアペンダントを拾い、更にそれ以前に石を何度も投げつけることでキャロルを油断させるという見事な策を披露してくれました。さすが響の父。戦闘センスもあるようです(笑。

 キャロルに一発かまして装者勢ぞろいで逆転!かと思いきや、遂にキャロルが歌を解放!キャロル役の水瀬いのりさんというと、ごちうさのチノのイメージが強かったのですが、今回の絶唱はチノを演じていた方とは思えないくらいカッコよくて素敵な歌に仕上がっていました。「ジェノサイド」や「愛など~」のあたりが特に好きです。やっぱり声優さんってすげぇなぁ・・・と、改めて感じた今日この頃。

 ウェル博士の英雄論は託されたものを「なんか」と切り捨てた部分をのぞけば、意外と悪くないことを言ってるように聞こえるから困ります(苦笑。まぁそんな英雄が必要の無い世界を作ろうとするのが響たちですから、相容れないのでしょうけどもね。一応キャロルにより始末されていましたが、あの博士、始末しないと絶対這い上がってくるって・・・(汗。

 いよいよクライマックスが近いGX。ナスターシャっぽい人も登場したりとまだまだ動きそうなので楽しみです。
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アイドルマスターシンデレラガールズ 第23話「Glass slippers.」

2015-09-19 06:57:45 | 2015年アニメ
アイドルマスターシンデレラガールズ 第23話「Glass slippers.」

 
 「ごまかさないでよ!!」という凜の叫びや、「笑顔なんて、笑うなんて誰でも出来るもん!」と泣きじゃくった卯月の演技、未央の涙をグッと堪えてつとめて明るく話そうとしている演技が素晴らしかった第23話。プロの力ってすげー!


 頑張りますと笑顔で言い続けてきた卯月。しかし心中は不安で一杯。みんながキラキラしたものを見つけていく中、いくらレッスンをしても自分にはそのキラキラしたものが見つからない。プロデューサーからは笑顔が魅力だといわれたが、その笑顔だって、笑うなんて誰でも出来るとまで思うほど、追い詰められていました。
 笑顔に自信があると言っていた1話の卯月。しかし、いざアイドルをやってみると、自分以外にもキラキラした笑顔ができることは大勢おり、各自自分にしかないキラキラしたものを見つけていました。凜と未央も新しい何かを見つけている。必要なことだったとはいえ、1人置いてけぼりにされてしまったようにも感じてしまったのではないかと。

 卯月はいつも笑顔で「頑張ります」「大丈夫です」と言っていたから、周囲もその言葉を信じていました。しかしそれ凜に言わせてみれば「嘘の言葉」。誰にも心配をかけたくない、凜や未央に自分のせいだと思って欲しくないが故の優しい嘘だったのだとは思いますが、結果的には心配させてしまうことに。本当の言葉を言ってくれない卯月を凜が「あんた」と呼んだのには驚きましたが、それほど卯月との間に距離を感じていた、ということでしょうか。

 笑うなんて誰でもできるとは言いますが、嘘の笑顔では凜がアイドルを目指すことも無かったでしょう。他の誰にも出来ない笑顔を卯月が持っているからこそ、凜もアイドルの道に踏み込んだはず。歌やダンスなど、目に見えて分かるものだけがキラキラしたものではないと思いますが、果たして卯月がどういう結論を出すのか、気になります。


 基本的には卯月と凜の会話ではありましたが、未央もリーダーとしてその場をまとめようと頑張っていてくれました。卯月と凜が泣く中で、努めて明るく話そうと優しい声で2人に話しかけた未央がいてくれたからこそ、あの場が収まったのだと思います。あそこで3人とも泣いてしまったら収拾がつかなさそうですし。
 そして未央の手ほどきで、3人はもう一度友達を始めることになりました。一緒にやってきて、分かっていたようで分かっていなかった部分があった。だからこそもう一度初めからやり直して、これまで気づけなかった相手の気持ちに近づいていこうとしたのでしょう。


 プロデューサーも以前とは違い、凜と未央に卯月のことを任せました。あれから色々ありましたから、アイドルだけでなく、プロデューサーとしても成長しているということが見て取れます。例え星が雲に隠れても、その向こうに星があることは変わりない。何となく、765プロの方のアニメアイマスにおける「雲間に隠れる月の如く」というサブタイトルを思い出しました。


 残すところあとわずか・・・ではありますが、次回は本編ではない模様。実際のライブに至るまで、どういった練習等が行われているかを描くのでしょうか?それはそれで興味がありますが、一刻も早く本編を見たい気持ちも強いので、複雑なところですね(苦笑。
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