ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第38話「天空の神殿」

2019-12-21 07:22:59 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第38話「天空の神殿」
 
 大いなる力を手に入れるべく、天空の神殿を訪れたコウたち。そこでコウとカナロはユノの指示に従い、それぞれ別の試練を受けることに。
 一方街にはガチレウスから生み出されたカリブディスマイナソーが出現。水を吸収・放出するマイナソーに苦戦を強いられるメルトたちだが、メルトは龍居家の食事をヒントに攻略法を思いつく。
 そしてコウとカナロは、大いなる力=リュウソウカリバーを引き抜くべく、「仲間」と「使命」、それぞれが大事に思う信念をかけて戦うこととなり・・・

感想
 劇場版に登場したユノが出てきたってことは、どこかしかでキシリュウジンの出番もあるのかなーと思いましたが、そういえば劇場版ラストで・・・うん、無いな!(汗。

 さて今回は、どこぞの宇宙海賊が狙ってそうな「大いなる力」を求めて、コウとカナロは試練を受けることに。意外とあっさりした試練だったように思えますが、まぁ本番は最後の仲間VS使命のソウルをぶつけ合うことだったのでしょう。
 てっきりそれ以前の化身ディメボルケーノの試練で「仲間と共に使命を果たす!」的な発言があるかと思っていたので、その後の戦いの結末にはあまり驚きはなく。何というか、コウとカナロも真剣に戦ってはいるけれども、緊迫感は薄かったですね・・・(汗。

 ともあれ、試練の果てに手に入れた「リュウソウカリバー」は、騎士竜の力を極限まで解放する代物。パワーアップした必殺技は巨大化したマイナソーすら打ち倒せるほどの強さを誇っていました。久々のキシリュウオーファイブナイツ、しかも今回はファイブナイツブルーという変化球の登場は嬉しかったので、ガチレウスをリュウソウカリバーで、巨大カリブディスマイナソーをファイブナイツブルーで倒してほしかった気持ちも少なからずあったり。でもこれまでもガチレウスには何度となく勝利してますし、それだとリュウソウカリバーの強さが分かりづらいか・・・
 
 リュウソウカリバー登場でマックスリュウソウチェンジャーの出番が危ういかと思われましたが、仲間内で共有できる武器っぽいので安心しました。超絶ニンニンジャー、スーパーシンケンジャーみたいな立ち位置なのでしょう。最終回あたりで6人が代わる代わるリュウソウカリバーを手にして、騎士竜と共に必殺技を放つ!みたいな展開はありそうです。
 見たところカナロ=リュウソウゴールドにベストマッチした武器と衣装のように思えますが、いずれはマックスリュウソウレッドが使ったりもするのかなーとも。

 そんなこんなでまたも敗北したガチレウス。次回はクリスマス。ガチレウスとはここで本当にお別れですかね?
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第37話「誕生!最恐タッグ」

2019-12-08 10:01:32 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第37話「誕生!最恐タッグ」

 ある日、コウが街を歩いていると、ティラミーゴが少年一郎にかじりついていた。幸い大事には至らなかったが、ティラミーゴは何も答えようとせず、コウとティラミーゴの間には不穏な空気が漂い始める。
 一方その頃、ドルイドンではワイズルーとガチレウスがプリシャスの鼻を折るべく、手を組んでいた。コウたちは新たに誕生したマイナソーの見えないミサイル攻撃によりリュウソウルを使えず、更にはティラミーゴとも息があわず、撤退を余儀なくされる。

 コウは騎士竜とリュウソウジャーは信頼しあわなければならないと言うが、バンバはコウが騎士竜を支配しようとしていないかと心配し・・・

感想
 あちらこちらで最恐タッグが誕生する第37話。

 さて今回はリュウソウルを使って変身・強化するなら、リュウソウルを使わせなければいいじゃない。そんな発想から生まれたのか、リュウソウルを使う時の音を聞き取ってリュウソウル封じを行っていたノームマイナソーが登場。でも肝心要のフエソウルの使用は許してしまうという・・・まぁ作戦見抜いた後でしたし、使うスピードも上がっているんでしょう(汗。

 一方意地っ張りなティラミーゴと、信頼しているつもりがいつしか支配しようとしていたコウのすれ違いも描かれていました。てっきり一郎がティラミーゴの口の中に引っかかった何かを取り出そうとしているのを、噛みついていると誤解されたのかと思いましたが、事実は・・・隠れようとしていたってことで良いんですかね?足のケガとティラミーゴがかみついたケガの区別ぐらいつくだろうとか言ってはいけない。
 ティラミーゴと和解したコウは、等身大のティラミーゴに乗ってドルン兵たちを蹴散らす活躍を披露。見た目はカッコいいですが、乗ってばかりではなく、もっと協力している様が見てみたかったかなと。

 コウがティラミーゴと手を組んだ一方、ガチレウスはワイズルーと手を組み、そしてプリシャスは心臓が無いクレオンと手を組もうとしていました。君「も」ってことは、プリシャスも心臓が無いんですかね?クレオンもプリシャスの誘いに乗れば、誰にもこき使われることがないと気づき、何やら不穏な様子。
 次回は久々のファイブナイツかと思いきや頭部はブルーという新形態が登場する模様。更にリュウソウカリバーも!・・・え?ナダから継承したマックスリュウソウチェンジャーが最強武器で良くない?何でこの上出しちゃうの?・・・
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第36話「超速のボディーガード」

2019-12-01 10:03:08 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第36話「超速のボディーガード」

 修行の成果によりパワーアップしたリュウソウジャーだったが彼らの前に、ワイズルーの心臓を取り返すための超速のマイナソー・シルフマイナソーが現れた。そのスピードの前にはハヤソウルですら追いつけない。
 速さといえばトワだが、トワはリュウソウルを取られ、今日一日だけ幸田沙希という女性のボディーガードを頼まれており、戦いに参加できなかった。自分には大事な使命があるというトワに対し、使命を果たした後はどうするのか、頑張って成し遂げても辛いだけではないかと沙希は問いかけ・・・

感想
 トワが優しいのは、犬のマイナソーの件で分かっていたことだと思うのですが、まぁ初期から比べると優しくなりましたよね・・・

 さて今回はトワ回。トワが特訓前のウォーミングアップで偶然出会ったのは、天才レーサーともてはやされる幸田沙希でした。
 沙希は期待されるのが怖くて逃げだしてきたとのこと。みんなの期待に応えられないのが怖く、誰も褒めてくれないことに嫌気が差した。まぁ天才レーサーとまで言われてしまったら、勝っても「天才レーサーなんだから勝てて当然」と思われることもあるでしょうからね。一方で負けたらあれこれ言われてしまうが故に、プレッシャーは大きくなるばかり。

 そんな周囲の期待に押しつぶされそうになっている沙希に対し「誰かの期待になんか応えなくたっていいじゃん」とトワ。期待されなくても、褒められなくても、やるべきことをやる。ここでこれまでなら自慢のスピードを生かしたハヤソウルでクレオンからリュウソウルを奪いそうなものですが、使用したのはオモソウル。クレオンの手中にあったリュウソウルだけを重くするという作戦を披露してくれました。
 ここで「オモソウル」を使ったのは、リュウソウルに込められた使命の重さや、沙希が感じていた周囲の期待の重さなどを表現していたのかなとも感じました。

 そこから沙希が必死にリュウソウルを守ろうとしたり、リュウソウルを取り戻したトワの逆転劇、巨大化したシルフマイナソーを瞬く間に倒すキングキシリュウオー・・・と良い戦いを見せてくれました。ただ、折角ならプテラードン・タイガランスも見せてほしかったかなーなんて。

 また、今回はマックスリュウソウチェンジャーによるリュウソウル同時使用において、ヤワラカソウルとミストソウルで地面を軟化させ、動きを封じるという面白い使い方を見せてくれました。序盤の特訓シーンでも、メラメラソウルの炎をミストソウルで中和しつつ、反対側から攻めてきたアスナを軽くして隙を突く、という戦法も披露。こうした組み合わせはもっと積極的にどんどん見せてほしいです。

 
 最後は沙希との再会を約束しつつ、ドルイドンを倒した後の未来を思い描き、ドルイドンを倒す決意を固めるという締めもさわやかでした。次回は敵味方共に手を組む話・・・え?アバレッドがステージに出るの?・・・本編には?
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第35話「地球最大の戦い」

2019-11-24 10:00:06 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第35話「地球最大の戦い」

 プリシャスにエバーラスティングクローをコピーされてしまったコウ。だがセトーや長老曰く、コウたちが強くなれば騎士竜も強くなるという。
 カナロは長老から陸海空、全ての騎士竜が合体する究極の合体の存在を教えられる。しかしディメボルケーノ曰く、究極の合体は大陸の半分をも滅ぼす力を秘めており、モサレックスはその力に恐れおののき自ら封印し、海底に潜むようになったという。

 それほどまでに強力な力が今、必要とされていると、カナロたちは試練に挑むことに。メルトには勇気、アスナにはスピード、カナロには集中力の試練が与えられるが、コウの前には戦う相手が現れず・・・


感想
 朴さんが悪い声だしてると、薄皮太夫もそうなんですが「デジモンアドベンチャー02」のデジモンカイザーを思い出します。

 さて今回は強くなるために試練に挑むことになったコウたち。しかしコウの前には何故か戦う相手が現れないという不可思議な現象に陥ることに。その理由は「今の自分が最強だと思い込んでいる」からとのこと。
 そこへ現れ、マックスリュウソウレッドに変身したのはマスターレッド。「自分に限界を作るな」という言葉をかけられたコウは、戦う中でエバーラスティングクローの弱点、出した直後はクローの威力が弱まることに気づかされることとなりました。いくら強力な技でも連発は出来ない、と。

 ・・・全般的に真面目な修行なんでしょうけども、バンバやトワ、コウに比べると、カナロの修行はどうしてああなったのか・・・(笑。あと、プリシャス戦においてはコウ以外も修行の成果を生かした戦い方を見せて欲しかったですね。ここら辺はどうやら次回以降になりそうで。
 

 プリシャスに一矢報いることは出来たものの、まだスペースドラゴンが残っている。
 究極合体に対し「モサレックス、戦うために合体してくれるかな」と不安を覚えるオトちゃんでしたが、いや、ギガントキシリュウオーに合体してたじゃん?そういえばアレ、お試し期間でしたっけ・・・何だかんだでカナロやコウたちを信じてくれたモサレックスですが、ここら辺ももう少し掘り下げて欲しかったかなーとも。
 ・・・あと、久々に出番があったスピノサンダーですが、まさかモサレックスを地上に運ぶためのための合体になるとは思いませんでした(苦笑。

 陸海空で縦横無尽に戦う姿や、キングキシリュウオービッグバンエボリューション、まさかの月破壊とやりたい放題のキングキシリュウオーでしたが・・・究極合体でも搭乗するのはコウとカナロだけって寂しくない?せめてこの時だけでもレベルアップした全員が乗って欲しかったなぁ。


 一方、従いつつも虎視眈々と心臓を取り戻す機会を伺うガチレウスの一方で、ワイズルーは「いつ心臓を潰されるか分からないほうがスリル満点で面白い」という、何とも狂った、それでいて彼らしい理由でプリシャスに従っていませんでした(笑。


 「アキちゃん」に続き「ルミちゃん」という、これまた長老から帰マンネタが飛び出したところで、また次回。ところで、いつものシアターにおける素顔の戦士の活躍ですがカナロは?
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第34話「宇宙凶竜現る!」

2019-11-24 08:28:33 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第34話「宇宙凶竜現る!」

 ガチレウスをも圧倒する力を秘めたマックスリュウソウルを受け継いだコウ。
 そんな折、久々に長老から連絡が届き、コウたちはかつてない脅威が迫りつつあること、その脅威に対抗するための「試練の断崖」の存在を教えられる。バンバとトワが試練の断崖に挑む一方で、コウたちは万が一に備えて待機。マックスリュウソウルもあるから大丈夫だと考えていた。

 だがそこへ宇宙からの恐竜・スペースドラゴン、そしてそれを操るドルイドン・プリシャスが現れて・・・


感想
 ウルトラランス染みた矢文に、「アキちゃん」、店内にある車、「シネラマ」バーガーに「坂田農場」、「ハリケーン」ポテト、「タコ」のアヒージョ、敵は「宇宙凶竜」・・・久々の出番だからって、帰マン要素てんこ盛りじゃないですか、やったー!今の子供さっぱりだろうけど!(汗。

 さて今回はマックスリュウソウルがあれば大丈夫だと思っていた時期が、リュウソウジャーにもありました・・・な、お話。

 ガチレウスを防戦一方に追い込むほどの強力な力を持つマックスリュウソウル=マックスリュウソウレッド。リュウソウジャーにどことなく漂う油断。その隙を突くかのように現れたのが、ナダも警告していた強敵プリシャスでした。

 プリシャスはカードに触れたものを、カードに写し取る能力がある様子。これによりガチレウスとワイズルーは心臓をカードに写し取られ、逆らえば命が危ないという状況に陥ることに。プリシャスに従わざるを得なくなったガチレウスは、持ち前のしぶとさを生かしてマックスリュウソウレッドの技をカードに写し取る役目を担わされていました。
 これによりマックスリュウソウレッド、ひいてはリュウソウジャーの優位性は消えることに。エバーラスティングクロー同士の戦いは痛み分け・・・ややプリシャスに分があったようにも見受けられますが、まさか1週でここまで追い詰められることになろうとは。プリシャス自身も、カードの能力無しでも相当な実力者っぽいですし、彼がラスボスになる感じですかね?
 加えてスペースドラゴンの前にはキシリュウオージェットも歯が立たず。今回プテラードンにカナロが搭乗するのは初でしょうか?オト繋がりで、プテラードンにも認めてもらえている感じですかね。そういえば3大ロボが出てきましたが、これらが勢ぞろいする場合って、誰がどれに乗るんだろう・・・


 次回、コウたちも「試練の断崖」に挑んでパワーアップして、キングキシリュウオー!・・・の流れですかね。ともあれ最強合体、楽しみです。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第33話「新たなる刺客」

2019-11-10 10:00:34 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第33話「新たなる刺客」

 かつては自分が嫌いで、選ばれる・選ばれないばかり気にしていたナダ。そんな彼の悩みをどうでもいい、と気づかせてくれたコウたちにナダは感謝していた。
 仲良く卓球勝負に熱くなっていたコウたちだったが、そこへドルイドンの新たな刺客・ウデンが出現。バンバとナダを除く5人は異空間に囚われ、異空間内のウデンに繰り出した技と力を吸収されていく。

 バンバはリュウソウブラックに、そしてナダはガイソーグに変身し、現実世界のウデンに勝負を挑むが・・・

感想
 ドルイドンに新幹部が登場する一方で、のっけから全力の卓球勝負を始めるリュウソウジャー。唐突に出てきてあっという間に消えるセトー。この差は一体・・・かと思えば、この賑やかさが後々響いてくる第33話。


 さて今回はドルイドンの新幹部・ウデンが登場。そういえば未だにドルイドンの幹部勢で倒せたのって、タンクジョウだけなんですよね。ワイズルーも意外と長く生きてますし、ガチレウスも負け続きとはいえ、復活するため顕在と。如何にして決着をつけるのか。

 ようやく「不屈の騎士」を名乗れたナダ。変身前後の口上も名乗れて嬉しそうでしたが、そんな彼とは今回で別れることに・・・ガイソーグの呪いではなく、身を挺して仲間を救おうとしたが故の死。
 この時、コウはただただナダの最期を看取っていました。いつも賑やかなコウなだけに、声も上げず、グッと涙を堪え、ナダの一言一句を聞き逃すまいと見送る様がとても印象的でした。

 そしてウデンを凄まじい迫力で睨んだ直後、ナダのソウルと一つになったマックスリュウソウレッドに変身!これまでの強竜装とは打って変わって、全身に鎧を身に纏う、まるでガイソーグのような変身方法であり、赤い鎧にもガイソーグの意匠が残っているように感じました。
 激しい戦いながらも「エバーラスティングクロー・・・!」と静かに怒りと技をぶつけるコウが凄まじくカッコよかったですね・・・
 
 「死んだ仲間の力(鎧)でパワーアップ」はアームドティラノを、「名前にマックスが入る」点ではアバレマックスを、「複数の力を同時に発現できる」点ではキョウリュウレッド・カーニバルを彷彿とさせるマックスリュウソウレッド。誕生までのドラマ、劇中の活躍、恐竜戦隊のパワーアップ要素てんこ盛り感と、どれをとっても非常にカッコいい強化形態になりましたね。


 その後のナダからのビデオメッセージを、静かに聞き入るのが良い・・・ナダも自身の死を覚悟していたのではなく、修行の旅に出るつもりで残していた、というのがまた寂しさを増します。強敵に勝った余韻などどこにも感じられません。あるのはただナダがいない、という喪失感だけ。
 ・・・とまぁ、序盤の卓球があまりにも楽しそうだったがために、より一層ラストの別れが染み入る回となりましたね。沈みゆく夕陽に向かい、無言で剣をあわせる6人の姿が最高な第33話でした。最後の提供横の柱も、ナダへのメッセージになっているのが良いですねぇ・・・

 
 ウデンこそ倒せたものの、今後はプリシャスという幹部も来訪する様子・・・かと思いきや、次回早速登場。宇宙凶竜というワードだけでヤベーヤツだと感じるのは間違いなくゼットンのせい。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第32話「憎悪の雨が止む時」

2019-11-03 08:45:26 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第32話「憎悪の雨が止む時」

 ナダを救う有効な手段が見つからない中、街には人々に七色の飴を当てて憎しみを吸い取り、雨に変換させて憎しみをばらまくジャックオーランタンマイナソーが出現。
 オトもその被害にあってしまい、一刻も早くマイナソーを倒そうとするも、そこへ強者を求めてナダ=ガイソーグまで現れる。最早声も届かず、倒すしかないと思われたその時、トワは1つの打開策を見出し・・・


感想
 久々にメルトに厳しいリュウソウジャー。

 さて今回はガイソーグの鎧との決着。何度と無くナダと言葉を交わし、かつてはナダ=ガイソーグから戦いのヒントを得たトワが、真っ先にナダを救う策を見つけるというのが特に印象的でした。
 また、既知の仲であったバンバが檄を飛ばすのも熱かったですね。かける言葉こそ厳しかったですが、普段は冷静なバンバがあそこまで熱くなるほど、彼もナダを心から心配していたことが伝わってきます。

 コウはコウで、ガイソーグの怨念の受け皿になるという、見切り発車感溢れる行動を取っていました。たまたま憎しみを吸収・増幅するマイナソーがいたから良かったものの、いなかったらどうしていたんでしょうかね・・・
 メルトも「笑顔超うそくせぇからな!」とオト(憎しみ増幅状態)からの言葉に心が折れかけていましたが、マイナソーを利用する方法を思いつく活躍を見せてくれました。最後に何らかのフォローが欲しかったところですが・・・

 初登場の名乗りを状況が状況なだけに「どうでもいい!」と退けられたプティラミーゴでしたが、その活躍はなかなかのものでした。まぁ基本プテラードン部分の活躍だったような気がしないでもないですが(汗。
 そしてこれまた初登場で、何故かDX版だと箱にしか描かれていないキシリュウオージェット!いやー、プティラミーゴからの変形から始まり、憎しみの雨が降る前に決着をつけなければならないという緊迫したシチュエーションと、どれを取ってもカッコよかったですね!パキガルーの拳のみならず、キシリュウオーの膝ドリルも活用し、トドメの氷と炎の拳による連続攻撃「キシリュウオーブリザードインフェルノ」とかいう心をくすぐる技名もたまりません。


 誰よりもリュウソウジャーになりたかった、使命を大事に思っていた。故に力を求め、結果として力に飲み込まれてしまった。それでも元々持っていた心は、ソウルは一つ。今回の一件で無事に鎧の怨念からも解き放たれ、「7人目のリュウソウジャー」になったナダですが、何やら次回は不穏な雰囲気。コウはどのような経緯でパワーアップするんでしょうね・・・

 ところで今回ラストで「マイナソーが憎しみを吸い取ったおかげで、人々が優しくなった」ことに関して「もう少し生かしておいても良かったかもな」と発言していたバンバ。生みの親がドルン兵だと分かっていればその発言も納得ですが、もう少し生かしておいたら生みの親の命が亡くなるので、ドルン兵だと分かっていない状況で言うのはどうかなーと、ちょっとだけ気になってしまいました。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第31話「空からのメロディ」

2019-10-23 07:56:51 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第31話「空からのメロディ」

 ナダの凶刃の前に倒れたコウ。ガイソーケンで付けられたことによりカガヤキソウルでは癒せぬまま、新たに街の上空にフェアリーマイナソーが出現。楽しげな音色で人々は踊り始めてしまい、無事なのはコウとカナロ、オトだけになってしまった。
 上空にいるフェアリーマイナソーには、地上からの攻撃が通らない。そこでコウは本来は空の騎士竜であるピーたんの封印を解こうと試みるが、そこへまたしてもナダ=ガイソーグが現れて・・・


感想
 フェアリーマイナソーを倒すために、空の騎士竜であるピーたんの封印を解こう!
⇒そういえばティラミーゴたちの時は、神殿が壊れた=命の危機に瀕したら封印が解けた・・・
⇒じゃあ命の危機が迫れば封印は解けるはず!
⇒ディメボルケーノ!パキガルー!

 ・・・初期バンバもだいぶ物騒でしたが、今回の封印解除の方法もだいぶ物騒でしたね(汗。だいぶ手加減はしてくれていたんでしょうけども。

 さて今回はいきなり巨大なフェアリーマイナソーが出現。どこもかしこも演奏禁止になってしまい、どこで演奏したら良いのかと困惑する男性が生みの親だった模様。それ故に攻撃も音楽に由来するものとなっており、海のリュウソウ族で鼓膜が三重になっているカナロ&オトと、ガイソーケンでつけられた傷の痛みで音楽が効かなかったコウの3人しか動けない状態に。
 カナロ&オトはともかく、コウが無事なのは痛みが由来となるもの。それでいてコウは痛みはあるものの戦えるこの状況を「ナダのおかげ」と言ってしまえるくらい、心が広い人物でした。ナダにしてみれば、こういうところも嫌いなんでしょうね・・・嫌いというか、嫉妬とも取れますが。

 そしてオトの危機にピーたんがプテラードンへとスーパーチェンジ!声も一気に凛々しく・・・てなあたり、やっぱりカブタックなのでは(笑。
 更に竜装合体でヨクリュウオー!予告段階では登場時の演出であたりが雪景色になっているのかと思いきや、まさか溢れ出る凍気で街を氷漬けにしたまま戦うとは思いもせず。しかし雪が吹き荒れる中での攻防はとてもカッコよかったですね。一方で「ゼロ」が好きなワイズルーが「ウイング」に憧れるという一幕も描かれていました(笑。

 今回はナダの解放には至らなかったものの、ナダの心は完全には鎧に囚われていない。このままナダを解放して、ナダの意識を保ったままガイソーグとして7人目のリュウソウジャーになるのか、それとも別のルートがあるのか。

 ともあれ、また次回。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第30話「打倒!高スペック」

2019-10-13 10:02:04 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第30話「打倒!高スペック」

 オトにより「ピーたん」と名づけられた騎士竜の卵は、実はかつてセトーの封印から逃れた空の騎士竜だった。宇宙を飛ぼうとしていた際に何者かに封印され、地球に落ちてきたという。
 
 そんな折、高スペックマイナソーが出現。硬くて強い、更に女性のアスナだけ目が開かなくなる光線の影響を受けてしまい、コウとメルトは一時撤退を余儀なくされる。
 後を追ったバンバとナダの前にはガイソーグ=ナダが現れて、2人の行く手を阻む。ガイソーグの正体がナダだと知ったコウは、それでも彼を信じようとするが・・・


感想
 「何でお兄ちゃんに高スペックの人の気持ちがわかるのwww」実の兄を煽るオトちゃんめっちゃ可愛かった第30話。

 さて今回はナダにより、かつてのマスターグリーン&ブラックの戦いが語られることに。かつてドルイドンの一部が戻ってきた際に戦死・・・とされていたマスターグリーンですが、実はガイソーグの鎧で戦っており、心の弱い部分に漬け込まれて支配されてしまったとのこと。
 村を滅ぼしてしまった後、宇宙で1人亡くなったマスターグリーン。そしてナダは宇宙の果てまで行って、ようやくガイソーグの鎧を、皆を見返す力を手に入れた・・・と。スーパー戦隊最強バトルの際に、鎧を拾ったのは彼だったんでしょうね。

 しかしナダは強くなっても楽しくない。どこかにもっと強いやつがいるのではないかと考えてしまい、満足感は得られないとのこと。強さばかりを求めてしまったがために、満たされることのない欲望に囚われてしまったのでしょう。
 それでもナダを信じ続けたコウ。ただ、ガイソーグであってもナダはナダだと信じているのであれば「ナダ、味方してくれるのか・・・?」という発言はちょっと違和感がありました。「ナダ、助けに来てくれたのか・・・?」であれば、ナダを信じていることが伝わりますが、「味方してくれるのか」だと「敵ではないか」という気持ちが少なからずコウにもあったようにも感じられます。


 で、今回の高スペックマイナソー。ガードの固さと揺るがぬ自信が防御力に、そして自分のことばかりで相手を知ろうともせず、相手を傷つける言葉の刃はブレードに変化した・・・といった感じでしょうか。
 外科医のプリンスと呼ばれる生みの親は、女性の自己中で相手を敬う気持ちが無い人は結婚できない、相手のせいにするのは最低と、ワイズルーたちではなく結婚相談員から痛いところを突かれてマイナソーがパワーアップするのは珍しいケースですね。
 しかしカナロの「モテないのは・・・辛い」という共感から始まり、結婚とはお互いを尊重し、敬い、認め合ってするものという説得を受けてマイナソーが弱体化。「モテない男は内面が打たれ弱い!」とのことで、ドッシンソウルで内部から破壊される・・・という、強敵であり面白い敵ということで終わりました。


 ・・・にしても、ティラミーゴやピーたんの出番はあったものの、ロボ戦が無いというのは珍しいですね。その分、次回はピーたんがヨクリュウオーに変形!声も相まって「スーパーチェンジ」という表現がぴったりなロボットになりそうです(笑。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第29話「カナロの結婚」

2019-10-06 09:59:35 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第29話「カナロの結婚」

 かつてないほどビリっと来た女性・優衣との結婚を考えるカナロ。だが結婚には「危険なことはしない」ことが条件だった。リュウソウジャーとしての使命との狭間で思い悩むカナロに、ナダは「リュウソウジャーをやめたらいい」と告げる。

 そんな中、ゴミを食べ、攻撃を受けると毒ガスを撒き散らすポルターガイストマイナソーが出現。現場に駆けつけたカナロだが、優衣との約束を思い出したカナロの手は止まってしまい・・・


感想
 前回のアスナのドッシンソウル、今回のバンバのメラメラソウルと、サラッと強竜装を使いこなしている2人ですが、いつの間にか該当する騎士竜に認められたってことなんでしょうか。まぁ一緒に戦ってますし、認めない理由も無いでしょうしね。


 さて、序盤のコウとバンバの戦いながらの変身から始まり、全体的にスタイリッシュだった今回。
 
 カナロがビリっと来た女性・優衣の父は警察官。怪我をして帰ってくることもあったため、結婚の条件として「危険なことはしない」という条件を出していたと・・・
 にしても、キャラではなく役者さんの話になりますが、お若いですねぇ、山本ひかるさん・・・仮面ライダーWで鳴海亜樹子を演じられていた時は10代だったとは。冒頭手にしていた緑のスリッパはまんま所長でしたし、「父親が危ない仕事についていた」というのは、父であり探偵であり仮面ライダーでもあった鳴海荘吉や、夫となる警察官であり仮面ライダーでもある照井竜を彷彿とさせる設定です。

 敵のポルターガイストマイナソーは、ゴミとして捨てられた人形から生み出されたマイナソー。その人形をも取り込んでしまっているがために、元を断つことも出来ない。下手に攻撃をすれば毒ガスがばら撒かれるだけ。
 成す術無く巨大化を許してしまった相手を前に、何とすげぇ久々にキシリュウオートリケーンが登場!毒ガスを考慮して、ノビソウルで遠距離攻撃も可能な形態を選んだ、ということでしょうか。活躍こそ僅かでしたが、登場してくれたのは嬉しいですね。色々難しいとは思いますが、もっと劇中でも竜装ジョイントを活用して欲しいなーと。


 人々と仲間の危機にカナロ復活!ポルターガイストマイナソーの正体も、ゴミじゃないのにゴミとして捨てられたものの悲しみから生まれたマイナソーとのこと。
 ポルターガイストマイナソーはキシリュウオーパキガルーで、毒ガスはCMを挟んだので何かやべぇ事態になるかと思ったら、あっさり初戦と同じくクラヤミソウルで解決。必殺技はカッコいいですが、何かもう一つ欲しかったところですね。

 優衣が悲しんだり心配しなくて良い世界を創るために、戦うことを決意したカナロがかっこよかったところでまた次回・・・と行きたいところですが、最後に今のガイソーグがナダであることが発覚したり、オトからメルトくんにピーたんなる存在が預けられたりと、急展開を見せるリュウソウジャー。

 果たしてナダはこのまま7人目のリュウソウジャーになれるのか。ガイソーグはどうなるのか。水色の卵は誰が孵すのか。次回「打倒!高スペック」・・・「高スペック」と「コウのスペック」をかけたタイトルかな。
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