みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

観音寺&「町民憩いの家」

2016-01-12 17:05:35 | 俳句
ときおり霙がぱらついて、寒い、寒い、寒い! それでも今日は俳句の会で、予定の10余名全員の顔ぶれが揃いました。吟行先は下林の観音寺です。檀家が五百軒ほどもある大きなお寺で、銅屋根の本堂の構えも大きいですね。寺域には手接堂もあり、「お手つぎ様」と呼ばれて慕われています。

   

私たち一行が乗合タクシーで到着すると、ご住職が駆けつけてお迎え下さったので、恐縮してしまいました。そのご住職はお若くて、歌舞伎役者になれそうな美形でいらっしゃるんですよ! 何事にも御尽力下さる方なので、檀家の皆さまの信頼を集めていらっしゃるようです。

かっては「観音寺城」と呼ばれるお城でもあった高台で、周りには大冬田が広がり、その向こうに筑波連山を望めます。

寺域の一角に公民館があり、「町民憩いの家」という看板が掛かっていました。合併で石岡市になる前の八郷町の時代に開設されたんですね。句会場として利用させて頂きました。灯油ストーブも焚かせてもらい、身体を温めることが出来て本当に有難かったです。

寺域内外の梢から梢へ、小さな野鳥の群れが飛び移っていました。

         名を知らぬ寒禽こぼれさうに飛び







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