みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

不穏な国ですが

2014-11-15 08:10:56 | 
キャベツがなかなか立派に育ってくれたので、収穫前に記念撮影?しました。大きい野菜は一人暮らしには不向きと思ってキャベツを敬遠していた私ですが、古新聞紙2~3枚でくるんで外側から順に戴けば、意外に長持ちしますし、炒めたり煮たりすれば美味しく、量も多く消費するので、栽培に積極的な気持になってきました。

昨夕は春キャベツ用の苗を植付け、今朝、食害除けのサンサンネットを被せました。野鳥に啄まれないように。そして蝶がまだ飛んでいるので、卵を産み付けられて青虫になると大変なので。昨季はネット被せを怠けているうちに、野鳥に食い荒らされて大いに後悔。犯人(鳥)は雉だったようです。雉にとっては冬季の貴重な青菜だったのですね。

小豆の収獲は一莢ずつ。熟れ具合に応じて数回に分けての収穫で、手間が掛かりますがほぼ終了。虫害の粒を除けて天干中です。栄養豊富で保存が効く小豆は一人暮らしに重宝します。大豆も天干中です。

野菜はほぼ自給自足。でもカルデラ噴火とかが発生したら、ひとたまりもないですね。日本列島では何処で起こっても不思議ではないとか。例えば阿蘇山で発生したとしても、北海道まで火山灰が降るとのこと。あらゆる流通もストップ。近代文明の脆さは列島規模の大惨事に。原発も電源喪失。守る人もいなくなり、列島中の原発がメルトダウン。放射能禍は列島のはるか外まで及ぶことでしょう。

考えたら怖ろしい。覚悟も出来ないから考えないことにしがちです。カルデラ噴火の警告を受けてもなお、原発再稼働を策する人々の心は、想像を絶する狂気なのだろうか?

秋菊が枯れ、冬菊が咲き始めました。直径2㎝に満たない小菊ですが、不穏なこの国で、花の少ない季節に清純な趣きを見せてくれて有難いです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿