ホトトギスが数日前から鳴き始めました。明るいような哀しいようなこの声を聞くと、夏が来たのだと思わせられます。
当菜園ではジャガイモの生長が目立ってきて、昨日は追肥を施してから土寄せしました。今季は初めてキタアカリという品種にしました。ジャガイモの幼葉は霜に弱くて、今月初旬の1回目の遅霜で葉先が少し焦げたようになりましたが、2回目のときは前宵に新聞紙で覆っておいたので、被害を免れました。
晩秋に苗を植え付ける玉葱は冬季の霜柱に弱くて、マルチをしない当菜園では、例年、風前の灯のような姿になってしまうのですが、今季は回復が順調で、茎元の玉の生育が進んでいるため、土が割れ出しています。
苺も赤く熟れ始めました。目下のところは熟れた実の半数以上を蟻などに先食いされてしまっていますが
小松菜、チンゲン菜、長ネギ、インゲン、エンドウ、人参、パセリ、等々も育ってくれています。茄子、シシトウ、ピーマン、マクワウリ、南瓜(エビス)、胡瓜などは、今月初旬に苗を植え付けました。これらの苗には、寒さ除けのアンドン(ビニールで囲む)を設えています。
昨春、庭師さんに植えてもらったヤマボウシは、昨季は2花ほどしか咲きませんでしたが、今季は20~30ぐらい咲いています。地味な白色で目立たない花ですが、晴れた日は明るく、曇りの日は淋しげに、そして雨の日は・・・少し艶やかに見えるように思います。なんだか心が寄せられる花です。
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