田植えの時は幼かった稲ですが、元気に葉茎を増やし背も伸びて、田んぼは青々としてきました。燕が盛んに飛び、セッカが鳴き、青鷺が舞い降りてきます。農家の方々が減農薬に努められているおかげ、と思います。写真の田んぼの奥向こうには田んぼ用水ポンプの「揚水機場」があります。(写真上でクリックして拡大すると見えます)
私は昨季から、このポンプの運転管理を近所のSさんと1週間交代で担当しています。水は田んぼの命、緊張感と張り合いがあります。米作はしていない私ですが、関係の方々との新たな出会いが楽しいです。
八郷のお米を初めて食した時、お米ってこんなに美味しいものだったのだろうか!と驚きました。魚沼産に比肩する味、とも言われています。
化学物質過敏症のK子さんは、最近お米を食することも難しくなりました。残留農薬への反応がひどくなり、糠が少しでも付いていると受けつけないのです。野菜も他の食品も受け付けないのが急増して、空腹を満たすことが出来なくなりました。体力の低下で声もかすれてきました。
当地の有機無農薬農家のUさんがK子さんの窮状を知って、お米などを届けてくれました。K子さんは久しぶりに美味しく沢山食べることが出来て、涙が出るほど嬉しかったそうです。良かった!
母より、このブログを教えてもらいました。
開設おめでとうございます。
恥ずかしながら私も化学物質過敏症がここまで様々なことに敏感に反応してしまうとは、全く知りもしませんでした。
このブログを通して私も学ばせてもらいます。
八郷での日々の暮らしを記事を通して拝見できることもとても楽しみです。
率直なコメント、有難く存じます。いわゆる先進国ではCSもしくは潜在的なCSが人口の約1割とも言われているようです。この割合は今後増大の一途を辿るのではないか、と私は危惧しています。CSが提起している問題の大きさに私は為すすべもありませんが・・しかしCSは、人が生きるということはどういうことか、を改めて考えさせているのかも知れません。
拙いブログを見て下さって有難うございます。ブログという言葉も最近まで知らなかった私、右往左往で入力しています。ブログならではのコミュニケーションの広がりと深まりを少し実感し始めました。同時にブログの問題も・・特にブログの個人性と公共性の関係をどう考えるか、悩ましく思います。
温暖化は植物の成長に必要な二酸化炭素や水を豊富に供給するから数十年後には面白い統計がでるかも?
次回小零庵訪問時には裏山の雑木林を散策したいものです。
裏山の雑木林は生きものの宝庫です。下草では春蘭、稚児百合、宝鐸草等々、野鳥はエナガ、鶯、菊戴、杜鵑、大鷹、梟、雉等々・・
移住当時は猪(たぶん猪豚)の一家?も棲んでいましたが、田畑を荒らすので猟友会に仕留められました。狸、ハクビシンなども居るようです。
バブル経済時には一部がゴルフ用地として買い上げられたそうですが、経済情勢の変化で元に戻ったそうです。
次回の御来庵を楽しみにしています!