NHKの「100分de名著」は好きな番組で、教本が十数冊になっている。
11月はバートランド・ラッセル著 の「幸福論」だった。バタバタしててゆっくり聞く時間がなかったので録画しておいた。それを昨日と今日で100分聞いた。大感銘ものでした。
1. 自分を不幸にする原因
2. 思考をコントロールせよ
3. バランスこそ幸福の条件
4. 他者とかかわり、世界とつながれ!
上は4回分のサブタイトル、う~ん、上手く伝わらんかな。 「幸福論」というとなんか理屈っぽく、説教めいてくるものと思うけど、そんなところは全くない。講師も伊集院光君も言ってるけど、ほんとに解りやすい書き方をしてると思う。著者は元々数学者だったようで、なかなか論理的に書かれてるようだった。
「そうだ、そうだ、僕もそう思うな」と納得することばかり。自分の考え方を整理するのにも役立ったように思う。
姉の面倒を看始めたこの時期にこの本を勉強したことも何かの引き合わせかもしれないと思う。姉がどうしてこういう性格になり、こういう精神構造になってきたのか。今の状況から脱出するのには何が大事かをも教えてくれてるように聞いた。
著者も姉もトラウマを抱えていた。著者は数学に没頭することで「ほんとに小さい幸福」を手にした。その小さい幸福を大きい物に発展させる能動で自分の周りと関与していくことができ、社会的幸福にまで(もっというと社会を変革する=平和運動にまで発展させたんだが)行きついたのだ。姉の場合はたぶん手にしたろう「小さい幸せ」を大きくする能動(「獲得」すると呼んでるが)がなかったんだろう。外に広がることなく、逆に内に籠っていったんじゃないかな。そのあたりがわかれば対処方法も見えてくるというものだ。
いい著書を勉強させてもらったものだ。まさに「100分de名著」でした。
11月はバートランド・ラッセル著 の「幸福論」だった。バタバタしててゆっくり聞く時間がなかったので録画しておいた。それを昨日と今日で100分聞いた。大感銘ものでした。
1. 自分を不幸にする原因
2. 思考をコントロールせよ
3. バランスこそ幸福の条件
4. 他者とかかわり、世界とつながれ!
上は4回分のサブタイトル、う~ん、上手く伝わらんかな。 「幸福論」というとなんか理屈っぽく、説教めいてくるものと思うけど、そんなところは全くない。講師も伊集院光君も言ってるけど、ほんとに解りやすい書き方をしてると思う。著者は元々数学者だったようで、なかなか論理的に書かれてるようだった。
「そうだ、そうだ、僕もそう思うな」と納得することばかり。自分の考え方を整理するのにも役立ったように思う。
姉の面倒を看始めたこの時期にこの本を勉強したことも何かの引き合わせかもしれないと思う。姉がどうしてこういう性格になり、こういう精神構造になってきたのか。今の状況から脱出するのには何が大事かをも教えてくれてるように聞いた。
著者も姉もトラウマを抱えていた。著者は数学に没頭することで「ほんとに小さい幸福」を手にした。その小さい幸福を大きい物に発展させる能動で自分の周りと関与していくことができ、社会的幸福にまで(もっというと社会を変革する=平和運動にまで発展させたんだが)行きついたのだ。姉の場合はたぶん手にしたろう「小さい幸せ」を大きくする能動(「獲得」すると呼んでるが)がなかったんだろう。外に広がることなく、逆に内に籠っていったんじゃないかな。そのあたりがわかれば対処方法も見えてくるというものだ。
いい著書を勉強させてもらったものだ。まさに「100分de名著」でした。