
前々から知っていたのだが、実のなりのいい木が1本ある。これまでは興味がなく、実の収穫なんて考えたことがなかった。
ところが昨年あたりから白州の友人との間で密かにブームになってる。ある魚の安い缶詰に山椒の佃煮を入れて温めると驚くような酒の肴に変身するのだ。東京のとある呑み屋で出されてる一品らしい。
ところが山椒の佃煮がなかなかない。あっても高価なもので買うのをためらう。
そこでだ、作ればいいだろうと挑戦する気になりました。
もう遅いという人もいますが、口にしてみたらいいシビレ感と風味があるので料理することにした。写真は今日の収穫。米風に表現すれば2.5合といった量か。
レシピはNETにいろいろでてる。とりあえず今日は実を整理して、塩茹までやった。これで少し干して、明日酒と醤油でゆっくり煮る。どんな佃煮になるやら。山椒の風味がにじみ出てくる佃煮になればいいのだ。塩茹の段階ではいい感じ。

まだちょっと緑感が残ってるのと粒粒がしっかりしてて、佃煮感が薄い。もう少し煮るのかな。これ以上醤油で煮ると醤油くどくなりそうだけど。
1粒口にいれてみる。口内にしびれ感。いい味。煮付けの風味で使った時に山椒風味が外に出てくれるのだろうか。
こんなこともやってるのです。足が向くまま、手が動くまま、気が向くまま、きままに生きてるってことです。
失敗しても成功しても楽しんだ分は自分のものですから。
口に入れられないものではないですよ。これはこれで一品と自画自賛。