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人口減少、老朽インフラ

2024年04月25日 10時29分08秒 | つれづれなるままに
昨日こんなニュースを聞いた。 横浜市営バス 運転手不足で減便する。しかも1年ほど前に一度減便してて、更なる減便らしい。 まだまだ一部への影響で、国民全体が「ヤバイかも」と認識する状況ではないかも知れない。しかし確実に「インフラの担い手不足」は現実味を帯びてきている。万博会場工事遅延も人手不足が一因だし、医者も保育士もたりないと言われてる。今に運転手不足で新幹線を減便、飛行機も減便となるんじゃないか。
もうひとつ、全国で水道設備の老朽化が激しく、現状を維持しようとするとどの自治体も水道料金を1.5倍にしないと維持できないらしい。 維持費の確保はできたとしても、いざ工事となると作業員がいなくて、予定通り進捗しないということが推測できる。
今老朽化が問題になるインフラは水道だけじゃない。5〜60年前の高度成長期、一気に社会が大きくなった時に構築された設備は全部対象だろう。道路、橋、配電網、港湾 等々。
さらに昨日 有識者でつくる「人口戦略会議」が「4割の自治体が2050年までに消滅する可能性がある」との提言を発表した。僕もこの結論を導いた仮定には理解できないところ、賛成できないところがあるが、大筋として 人口は減少傾向、自ずと自治体の体をなさないそれが現れる。間違ってるとは思えない。 これは出所が不明だが、15年後の2040年には15〜64歳(要するに労働人口なのかな)の人数は今より2割減るとの提言もある。

危惧するのは 人口減少、インフラの老朽化による社会の崩壊 は突然、どうしようもない形で表面化するんじゃないかということ。 なんでもそうだけど、技術者って簡単に養成できるものじゃないですよ。 あっここが足りない、えっそこも足りないの が一気に来るんだろうと思うのです。 
2050年に的を絞って、人口構成から逆算した「今の施策」を作らんといかんのじゃないかな。その原点は「人口減少に適合した社会」と「希望する人は子を産み育てやすい社会」の2つだと考えます。 これからの国の施策にこそ「選択と集中」が必要なのではないでしょうか。
コメント
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