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会社先輩の声楽発表会

2023年11月03日 20時29分43秒 | つれづれなるままに
会社の先輩 今回が7回目という声楽発表会を聞きに行ってきた。(11/02)  驚くなかれ、先輩は80歳ですぞ。しかも現役時代はコンピュータグラフィックを追求してた理系男です。
先輩が「楽しむ人生」のモチベーションの一つとして退職後続けてる発表会なんです。さすがに自分一人では間がもたないとは考えたんでしょう、同じ教室の仲間 (といっても、セミプロクラスのよう。先生がハイレベルの教室を開いてる人のよう)にも歌ってもらって2時間の会でした。先輩は歌だけじゃなく、海外旅行も続けてたし、絵画も習いに行ってたよう。ステージ、ピアノの横に描いた絵が2枚飾ってありました。とんでもない先輩ですね。
「オレは楽しんでるぞ」とドヤ顔したい僕でも先輩の前では小さくなっちゃうな。
歌ってくれた歌 これだって驚くなかれです。
 ・ ヘンデルの 「オンブラ マイ フ」
 ・ ジョルダーニ 「カーロ ミオ ベン」
 ・ サトウハチロー 「小さい秋見つけた」
 ・ 熊シリーズで童謡を3曲
 ・ カンツォーネ 「チリビリビン」
 ・ ナットキングコールも歌った 「モナリサ」
 ・ 小椋佳 「シクラメンの香り」
 ・ オペラ「フィガロの結婚」から 「もう飛ぶまいぞこの蝶々」
 ・ オペラ「リゴレット」から 「悪魔め鬼め」
 ・ アンコールで3曲
長々と書いたけど、すごいでしょう、このレパートリー。これをみんな原語、ピアノ伴奏、一人で歌うんですよ。
いえいえ、こういっては失礼になるだろうが、今はもうお上手ではないです。低音部は声にならない、出てもブレる ですが、歌い込んでくると出し易い音程にはいい響きあって、昔の声を思い出させるものがありました。  ただただ、すごい先輩ですは。
そんな先輩の声楽ですが、大いに勉強になったものがあったんですよ。先輩がもってて、僕にないものを見せてもらったんです。僕が自分の先生から毎度毎度言われてる「照れない、格好付けない、上手く歌おうとしない、心で歌え」を目の前で見せつけられた感なんですよ。 「これなんだ、これでいいんだ、こういうことか」でした。 先輩の歌 上手くはないです。でも会の後半になって声が出るようになり、先輩も高揚してきた時の歌には心震わすものがありました。
あれでいいんだ、できないかもな だけどやるようにしないと成長なしだな。
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瀬戸内旅行①

2023年11月03日 19時41分08秒 | 旅紀行
今朝(11/3)から二泊三日で瀬戸内旅行にきてます。長女が「しばらく旅行してないから行かない」と誘ってきたのを機に、7月頃に決まってました。かみさんが以前から香川県直島、豊島を巡って、美術館をまわりたいとの希望をもってたので、行き先は簡単に決まった。
羽田9時半発の高松行きで香川県に入り、高松港で讃岐うどんだけ食べて、乗船。真っ直ぐ「直島」に来ました。大失敗がありまして、最大の目的にしてた「地中美術館」が完全予約制とは知らず、朝羽田で調べてそれが分かり、今日明日は予約でいっぱいということも判明。そこはしょうがない、だから取りやめるというものでもないでしょう。ともかく計画を作り直して、ベネッセ系列の美術館を2つ回ってきました。それでも時間いっぱいだし、疲れもくる。1日で直島全部なんてもともと無理。堪能できたからいいじゃないですか。
外で晩飯を(当然魚料理)いただき、たまたま宿の横に銭湯があったので、そこでゆっくり体を癒し、今、宿でこれ打ってます。明日は豊島に渡って、そこの美術館、午後また船で小豆島に渡る。明後日は小豆島から姫路に移動して、新幹線で帰る計画です。
瀬戸内海にポツンとある島ですよ、確かに美術文化という面ではちょっと知れてるのかもしれませんが、外人さんの多いこと。日本人観光客より多いかもしれない。それくらい多いです。
外人さんは じゃなく、現代に生きる人達の思考がそういう方向=古典的美、日本的美、古いからいい、自然だからいい そんな価値観じゃなく、自分らしい観光に向いてるように思います。いいことだと思うと同時に、直島豊島にこういう新しい文化拠点作りを30年40年前にてがけた先見性に感心ですね。豊島なんて昔、産業廃棄物の無断投棄地だったんですからね。知は活かしてなんぼ を実感させられてます。

   直島 宮浦港の横の公園にある 草間彌生の赤いカボチャ

書き忘れがあった。  銭湯でのことです。まずこの銭湯、一般に想像される今流のスーパー銭湯とは真逆、富士山の絵が似合うような、もう情緒あると表現できる銭湯です。旅行ガイド本にもその点を売りで紹介されてます。名前また凄い。「I❤️湯」です。脱衣所の壁にむかーしの映画のシーン写真、白黒です、が何枚も貼ってありました。20歳くらいの吉永小百合だけ確認できたな。
僕が入った時男湯は6人の客、うち4人が外人旅行客なんです。これには驚いた。古風な銭湯の湯船に外人が気持ちよさそうに浸かってる絵を想像してくださいよ。あまりにもリラックスしてて、この風呂に馴染んでる感じから、直島に住んでる外人さんだと思いましたからね。後で店のお爺さんと話して観光客と分かったんです。お爺さん曰く、外人客は多い。島人の常連さんは10人ほど。店自体が観光客でもってる。ウィークデイはむしろ外人が多い。ここに来る前からこの銭湯の情報を持ってて、これも楽しみの一つにして来てるんですね。ここにも「今流の旅(海外旅行)」の真があるような。外人客が多くなって、リフォームしたらしいです。美術文化島の銭湯を意識かな。

   (写真はこちら
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