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弱者支援体制

2023年11月24日 10時50分14秒 | 国を憂う
今朝のニュース 「障害児の放課後等デイサービス施設で事故死が起きている」という件が報道されてた。障害児に限らず、いわゆる「社会的弱者」が今どういう状況、環境に置かれてて、困っているかを見聞きすることが多くなってきてる。常々、このような弱者はどこの社会でも一定数はいらっしゃる訳で、支援するのはその社会の使命、宿命だと考えてる。
じゃ、今の日本社会はそういう方向性を持ってるだろうか? 僕は「無い、やってない」とまでは言わないが、「どこまで本気なんだろう?」という疑問をずっと抱いてきてる。今朝のニュースで取り上げられた施設、今全国に2万施設あって、利用者は34万人と言ってました。 この数字に驚いて、「これは今日は日頃の疑問を書こう」となって、書き出したんですが、凄い数ですよね。 もっと身近な施設(老人介護施設、保育園、幼稚園など)も含めて、10年後に利用者が何人くらいで、施設がどれだけ必要で、そこで働く要員が何人必要か そういう見通しは持ってるんだろうか。この要員だってすぐには養成することできませんよね。 いやいや、そもそも将来の支援、介護、弱者の社会参画等についてどんなイメージをもってるのだろうか。 持ってないんだと思いますね。持っていても、恐ろしくて公表できないんじゃ無いだろうか。
でも逃げてられませんよね。 為政者もなんでも自分たちで決めるとしないで、今を、このままでの将来像を示して、国民にも考えて貰う、その先で「諦めてもらう」ことも敢えていとわない姿勢が今必要なんじゃないかな。
今日今年度の補正予算が衆院委員会で可決されるらしいが、政策の優先順位ってどうなってるんだろうか。あまりにも目先に事に、産業・経済に重点が行き過ぎじゃないのかな。

僕がまだ子供だった頃も高齢者も含め障害者・児いらっしゃいました。でもあの時代は核家族化が進んでなくて、まさに家で面倒を見てた、見ることができてた。まっ、社会自体もまだまだ成長期でそこまで手が回らなかった時代だったでしょう。でも今は核家族化が進んで、この手の問題が表面化してきたのは間違いないでしょう。  家族の形、仕事の仕方 もう50年前とは大きく変わった。社会システム、構造から考え直す、組み立て直す世紀に入ってるんと違うかな。未来は今の延長線上じゃないのかもよ。
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