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オスプレイ考

2017年08月30日 15時25分55秒 | つれづれなるままに
昨日、岩国基地から普天間に帰ろうとしてたオスプレイが民間の大分空港に緊急着陸した。さらに駐機場に停止した後であのプロペラ可動部から白煙が上がり、火も出たようだった。
「米軍機の事故」というとここ数年ほとんどオスプレイじゃないですか。沖縄で海に不時着(実際は大破)したのは昨年12月だった。今月もオーストラリアで船に着艦しようとして海に落ちた事故もあった。
飛行機について素人だからこんな結論に至るのかもしれないが、やはり「動力部を稼働可して特殊な飛び方をさせる」というのは力学的無理、機械としての無理、操縦性の無理 そんなものがあるのと違いますかね。
ところが「航空機の事故率」を計算する基準にのっとって計算すると事故率は決して高くないんだそうですね。こんな数値は操作だってできるんだろうと思うが。
僕はちょっと別の基準で観察してる。僕は中2の時今の居住地(厚木飛行場から5kmほど)に移り住んだが、その当時は米軍機が面白く、よくを空を見上げてた。そして墜落事故も3つ4つは目撃してる。校庭で体操してる時に2kmほど離れた場所に離陸直後のジェット機が落ち、赤黒い炎を上げるのを見たし、はるか上空を2機編隊で飛んでたクルーセイダー(機体名)の1機が突然下降を始め、途中で飛行士が脱出してパラシュートが宙に舞い、飛行機は東京都町田市に落ちた事故だった。
ところが最近はここ厚木ではジェット機事故を聞いてない。ジェット機の安全性が格段に進歩したのだと思ってる。こんなに進歩してる中だからこそオスプレイの事故が多いように思うのだ。
オスプレイの実態を直視せず、安全神話を信じてるといつか大きな失敗につながるんじゃないかと危惧してます。過信は必ず大きな事故になって返ってくるのが世の定理ですからね。

ついでに大分の件で面白い報道があったので。今回緊急着陸した機体は何日か前に岩国基地内でも同じような煙騒ぎを起こしていたそうです。オスプレイの1台1台がどんな行動をしてるかを追いかけてる個人なのか、グループがいて、岩国での件をちゃんと動画に収めてたんだそうです。執念深い人っているもんですね。鉄道写真撮ってるのと訳がちがうよね。何かあった時、実態の証拠写真を撮っておくぞの執念でしょう? ぼくなんか足元にも及びません。
コメント (6)
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