暑中お見舞い申し上げます
猛暑の折、皆さまご自愛ください
今日から8月、夏真っ盛りですが、今日は久し振りに夜はエアコン無しで過ごしています。
昨日から今日にかけて大気が不安定になり、突風や雷雨、ゲリラ豪雨などに注意、
との予報に大いに雨を期待していましたが、この地だけはパラっと散らした程度の雨でガッカリ…
同じ町内でもかなり降った地区はあるのに、ブルーベリー園の大変厳しい状況は変わらず、
さらに大変な被害となりそうです。
気持ちを切り替えて。。。
7月の読書は以下の9冊、新書が多かったことと図らずも時間が出来たこともあり読書が進みました。
『未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること』 河合雅司 (講談社現代新書)
『君たちが生き延びるために ──高校生との22の対話』 天童荒太 (ちくまプリマー新書)
『スクラッチ』 歌代朔 (汐文社)
『牧野富太郎【日本植物学の父】(はじめて読む 科学者の伝記)』 清水洋美 (あかね書房)
『from under 30 世界を平和にする第一歩 (14歳の世渡り術)』 河出書房新社
『オール・ノット』 柚木麻子 (講談社)
『月曜日の抹茶カフェ』 青山美智子 (宝島社文庫)
『コメンテーター ドクター伊良部』 奥田英朗 (文藝春秋)
『くもをさがす』 西加奈子 (河出書房新社)
今日紹介するのは西加奈子 著『くもをさがす』(河出書房新社)(画像はAmazonHPより)
西加奈子さんの作品にはいつも強く心を動かされるのですが、一番心に残っているのは
『サラバ!』
第152回直木賞受賞作です。
『くもをさがす』は2021年コロナ禍の最中、滞在先のカナダで浸潤性乳管がんを宣告された著者が、
乳がん発覚から寛解までの約8 ヶ月間を克明に描いたノンフィクション作品です。
カナダという海外での病気発覚、言語の問題、治療への恐怖と絶望、コロナ禍など多くの困難の一方、
支える家族や友人たち、海外ならではの自由な発想、身体や命への思いなど、嬉しいエピソードもいっぱい。
本人の抱える喜怒哀楽が次々と描かれ、まるで彼女のそばにいて応援しているような気持ちになります。
ピンチの時にこそ、わかることがありますね。
当園の惨状をSNSやブログ、HP等でご覧になった多くの方からお言葉をいただきました。
我が家のブルーベリー園が多くのお客様に応援していただいていたことに改めて気づかされました。
今、外を見たら、月が綺麗でした。
まるで鳥が羽ばたいて、月が目の部分になっているように見えました。