今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

4年

2015-03-11 | 本の紹介
最低気温-4℃という寒さの今日、3月11日、東日本大震災から4年です。
改めて、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、
被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
怖かった地震、東北地方の惨劇、原子力発電の怖さ、この地でも実感したライフラインの脆弱さ、
数々の衝撃は、何年経っても変わることがありません。

4年前大学生だった我が子たちは、この4年の間にそれぞれ卒業して社会人となり、
娘は結婚・出産してママになり、息子も新しい家庭を築きつつあります。
例えば人の人生においてそれほどの年月が流れたにもかかわらず、
被災地の復興の様子を映像等で見た限りでは、
「4年も経ったのにまだまだだ。」という残念な気持ちでいっぱいです。

先日、さだまさし著『風に立つライオン』を読みました。



今週末に映画が公開されるので、文庫本のオリジナルカバーの上に、
映画化の内容を織り込んだフルカバーの帯がついていました。
この作品は半分くらいが事実を書いたノンフィクションなのでしょう。
3章立てで最後の第3章は、東日本大震災直後の石巻市が舞台になっていました。
この中に、後に「奇跡の避難所」と言われるようになった、
石巻市勤労者余暇活用センター「明友館」がモデルと思われる避難所が出てきます。
合理的で人間味あふれる運営方法によって、
被災者自らが軽トラックやバイクを駆って救援物資を運び出したりするような、
他の避難所を助ける避難所となったのだそうです。

関連する書籍も出版されていました。


『笑う、避難所 石巻・明友館 136人の記録』 (集英社新書)

いつか読んでみようと思います。
小説の詳しい内容については映画を見た後に記事にしようと思うので、また、後日。