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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

図書館便り 「LIBRARY NEWS 2月号」

2012-02-02 | 本の紹介
図書館便り「LIBRARY NEWS 2月号」を発行しました。
こちらです。

今月号の特集は「第146回芥川賞・直木賞発表!!」、
先日ブログ記事にもした3作品を紹介しました。
この図書便りを作るたび、1ヶ月が過ぎるのをとっても早く感じます。
もう2月、今年も1ヶ月が過ぎました。
つい先日、年が明けたような気がしていましたが。。。

新着本の紹介欄には三浦しをん著『舟を編む』を載せました。
この作品、とっても面白かったです!

あらすじは・・・
玄武書房に勤める馬締光也は、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。
個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭し、
言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。
しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか──。

辞書は豊饒なる言葉の海を渡っていく舟のようなもの。

一冊の辞書を作るために、載せる言葉、言い回し、用例、図、紙の質、インク、…etc、
こんなに心を配って作られているものなのですね。
この本の装丁は、編纂する辞書『大渡海』のデザインとなっています。
辞書名は大渡海=大都会?、編集者「馬締」さんは真面目?と設定から言葉遊び。
言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさが謳いあげられています。
この本は本屋大賞の候補作にも選ばれています。

デビュー当時はあまり三浦しをん作品を読む気がしなかったのですが、
今、私の中では彼女の文章の確かさがとっても心地良いです。

私は、出版社や新聞社に勤めたいと思った時もありました。
今、本に関わる仕事が出来て嬉しいです♪

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
言葉 (桜子)
2012-02-03 13:26:13
辞書を読むのは飽きませんね。
昨今、私は電子辞書ばかり使うようになってしまいました。
言葉は、時代を反映してどんどん変化していきます。
古い辞書と地図は、今を調べるには役に立たない、と新たなものに買い替えたのも懐かしくなります。
多少乱暴に扱っても、あの薄手のページは破れませんでしたね。
面白そうな本ですね。読んでみたくなりました。

早くから憧れる職業のあった、holyさん。その選択肢の一つで活躍され、さすがだと思いました。
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待ち遠しい (Kyon2)
2012-02-03 18:01:23
この本、予約待ちしています。早く読みた~い。
holyさんの本の紹介・お薦め、大変参考になります!
今年はちゃんとブクログのグラフを付けて、楽しみを増やして読書に励もうと思っています。
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桜子さま (holy)
2012-02-03 22:39:58
私も、電子辞書ばっかりです。
でもこの本を読んで、図書館にある広辞苑や大辞林をパラパラと見たりしました。
同じ言葉を、それぞれどのように説明してあるか読んだりして。

中学校の時、新聞部で作った新聞が県で表彰されたりして、
夢を持ったものです。
今は、手近なところに落ち着きました。
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Kyon2さま (holy)
2012-02-03 22:44:11
こちらこそ、Kyon2さんの読書記事、とっても参考にさせていただいています。
それに伴う感想も、楽しみなんです。
『ジェノサイド』もこれからです♪
今年は本の紹介記事も増やしたいです。
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