先日、藤澤ノリマサさんのライブに行って来ました。
「藤澤ノリマサ プレミアシンフォニックコンサート ~春の響き~」
息子から「大学でチケットが手に入りそうなのでこういうの行ってみる?」とメールが来たので、
迷わず「うん!!行く行く♪」ということに。
結局息子は行けずに、仕事帰りの娘といざ渋谷へ!
場所はBunkamuraのオーチャートホール、半年にわたる改修工事も終わり久しぶりです。
大友直人さんの指揮、ということはクラシックの演奏会だと思っていたのですが、
実は歌手藤澤マサノリさんのライブコンサートで、オケは伴奏だという!!
マエストロ大友直人さん、
オケは読響のコンマスを務めるバイオリニスト小森谷巧氏率いる東京ビルボード・シンフォニー、
なんと豪華な伴奏でしょう♪
演奏曲目
W.A.モーツァルト 歌劇『フィガロの結婚』序曲
G.ビゼー/あおい吉勇(なかむらたかし編曲) 君に逢いたい
G.プッチーニ/F.ケンプ 太陽の女神
J.S.バッハ/藤澤ノリマサ Prayer
G.D.ワイス/H.ペレッティ/L.クレイトアー Can't Help Falling In Love
E.d.クルティス 帰れ、ソレントへ
L.デンツァ フニクリ・フニクラ
F.サルトーリ Time to say good bye ~Con te partiro
L.v.ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調より、第4楽章
J.ホーナー My Heart Will Go On
藤澤ノリマサ 愛の奇跡
藤澤ノリマサ(なかむらたかし編曲) 夢の途中
P.タイコフスキー/中野雄太 桜の歌
アンコール
あおい吉勇(なかむらたかし編曲) 未来の僕らへ
L.v.ベートーヴェン/藤澤ノリマサ 希望の歌
このプログラムを見る限りでは、クラシックの演奏会と思いますよね。
1曲目はオケの演奏のみ、さすがに音が素晴らしく綺麗~♪
そして藤澤さんの登場です、と同時にあがる女性たちの歓声と拍手(とペンライト?)!
ファンクラブの方々がきっとたくさんいらしていたのでしょうね。
演奏が始まって歌い始めた時、マイクを持ったので違和感が・・・
クラシックの演奏会では、オーケストラの楽器もオペラの歌もマイクを使いませんから。
でも、その歌声はオペラの歌い方、のびやかな歌声でマイクを通してしまうのがもったいない!
オーケストラの伴奏で、生の声で聞きたいくらいでした。
希望の歌~交響曲第九番~
後ほど調べてみたら藤澤さんは「ポップオペラの貴公子」だそうです。
この「ポップオペラ」というジャンルは、サビの部分で歌唱法をポップスからオペラに切り替えて唄い分けます。
そして、クラシック曲をモチーフにした楽曲がメインだそうです。
藤澤さんは音大声楽科を出ていて、ま両親ともに音楽家だと話していました。
「ジュピター」で一躍人気の出た平原綾香さんも同じような感じがしますね。
クラシック音楽というと堅苦しくて敬遠されがちですが、
こういう部分から音楽が広く知られ、クラシックへの入り口となったらいいとも思いました。
編曲する方は大変でしょうねー!
クラシック音楽に歌詞をつける、ポップミュージックをオーケストラ用にアレンジする。
アンコールで歌った「未来の僕らへ」という歌は、
人気TVアニメ「新テニスの王子さま」の主題歌だそうです。
演奏会後のCD販売&握手会に、ものすごい数の女性(マダム)たちが行列していました!