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芦沢央 著 『神の悪手』

2021-09-26 | 本の紹介
芦沢央 著 『神の悪手』(新潮社)読了しました。
少し前に読んだのですが、今日たまたま見たTVで紹介されていたので私も記事にします。

将棋をモチーフにした5篇からなる短編集、将棋が出来ない私でも十分楽しめました♪
短編集とは思わずに読み始めて、第1篇を読んでさてこれからどうなるか?!
とワクワクしたところで終わってしまい、短編集なのがちょっと残念でした。
残り5篇も、その前部分や物語の続きを読みたいような短編ばかりでした。
対局を前に何百通りもある手を考える、息詰まる対局は心理戦のようでもあるのですね。

作者の芦沢央さんの作品は、
2019年第32回山本周五郎賞候補となった『火のないところに煙は』、
2021年第164回直木三十五賞候補、第42回吉川英治文学新人賞候補の『汚れた手でそこを拭かない』
を読んだことがあります。
「新・ミステリの女王」「どんでん返し職人」とも呼ばれています♪

それにしても、将棋の世界とはなんと厳しいものかと改めてビックリ!
実力がある者しか生き残れない世界で、
19歳の藤井聡太三冠が活躍していることは、本当にスゴイことなのだと思いました。
昨日も「将棋日本シリーズ」で勝利し、ベスト4入りを果たしたという素晴らしいニュースが!!
将棋界をモチーフにした作品で忘れられないのは柚月裕子 著『盤上の向日葵』
千葉雄大さん主演でTVドラマ化もされました。

今日は秋の彼岸明け、昨日のうちにお墓参りにも行ってきました。
 
昨日今日は肌寒いぐらいの気温、そろそろ風邪の心配をする季節ですね。

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