今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

7月6日はサラダ記念日

2008-07-06 | 本の紹介
今日の新聞の広告ページに懐かしい本の題名が載っていました。

『サラダ記念日』俵万智

今日はサラダ記念日なのです!

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日

この本が出版されたのは1987年、もう20年前です。
280万部も売れた大ベストセラー!
私も読んでいましたし、
もしかしたら家にあるかもと思って探してみたらありました。
娘の部屋の本棚に。

短歌や俳句は形や使う言葉や技法が決まっていて、
しかも万葉の時代から受け継がれてきた伝統的なもの、
という先入観があります。
実際国語の教科書には古代の和歌集、江戸時代の俳句が載っています。

その短歌に日々の言葉をさりげなく使って、
しかも破調ではなく形式にのっとった形で
身近に感じる短歌を作り出したのが俵万智でした。
早稲田大学在学中に歌人佐佐木幸綱の教えを受けています。

当時は高校の国語教師でした。


万智ちゃんを先生と呼ぶ子らがいて神奈川県立橋本高校

「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの

「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ

歌人になるために教員を辞めた俵万智の歌が、
今、国語の教科書に載っています。

久し振りにこの本を読み返しました。
あの頃の自分がそこにいました。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わかい! (桜子)
2008-07-07 00:04:19
holyさん「2008年7月6日サラダ記念日、成人式」だったのですね。
皐月さん、Kyon2さん、ブログお仲間に加えてくださって、ありがとうございました。

先日台所で聞いていたCD、ちょうどやってきた人たちが「今日は誰の?」と尋ねましたので、「ヒントは、フランソワーズ サガンの作品のタイトル。」と答えました。「サガンは読んでいない。」と若者の答え。
そういえば私も、16、7の時以来、彼女の作品は読んでいません。「ブラームスはお好き?」が答えでした。今の高校生は、サガン読まないのでしょうか?

返信する
桜子さま (holy)
2008-07-07 21:01:35
コメントありがとうございます。

サガンは『悲しみよこんにちは』ぐらいしか読んだことありません。
海外作品はなかなか手に取りずらくて。。。
高校生は本自体をあまり読まないです。
どうしたらもうちょっと本を手に取ってくれるかなぁ?。
返信する

コメントを投稿