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吉田修一 著 『路(ルウ)』

2020-05-16 | 本の紹介
今、吉田修一 著 『路(ルウ)』(文春文庫)を読んでいます。
吉田修一の作品は、『悪人』『怒り』『横道世之介』『国宝』などかなり読んでいますが、
2012年に文藝春秋より単行本、 2015年に文春文庫より文庫本が出版されたこの作品はノーチェックでした!

この作品を読もうと思ったのは、これを原作にNHKでTVドラマ化されることを知ったから。
日台共同制作ドラマ「路(ルウ)~台湾エクスプレス~」(全3回)が、今夜スタートしました。
台湾新幹線の完成を目指して働きながら、
思い出の台湾人男性を捜し続ける主人公女性を波瑠さんが演じます。
ドラマは全3回なので半分くらい読んでおけば、と今日大急ぎ260ページ読みました。

かつて「麗しの島」と呼ばれた、美しい台湾の景色や活気ある街角の風景が出てくるのも楽しいです♪
台湾へは、9年前に大学生だった娘と旅行しましたが、とっても楽しかったのです!!
食べ物も、気候も、観光も、出会った人々も、素敵な思い出ばかりがいっぱいで、
あの日以来、すっかり台湾びいきになりました♪
あの時、もう台湾新幹線が走っていたのだと思うと、乗れば良かったと残念に思います。

長い期間をかけて、日本と台湾が紆余曲折の末、力を合わせて台湾新幹線が走りました。
この先、完成までのストーリーも、思い出の台湾人男性との関係も、とても楽しみです。

こういう作品はどんどん読めます。
なかなか進まないのが『源氏物語』、でも上巻がもう少しで読み終わりそうです!
光源氏やその時代の男性のあまりの節操のなさと超セクハラ発言の数々に、
読みながら怒り心頭で全く感情移入できませんが、それが時代の流行であったのですよね。
初めて文章で最後まで読み終わりそうです!!

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