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中室 牧子 著 『「学力」の経済学』

2016-10-31 | 本の紹介
今日は朝から本校でPTA学校見学会が実施され、5,6時限に第一体育館にて講演会も開催されました。
「学校では学べない市長の仕事について」と題し、本庄市長の吉田信解氏より講演をいただきました。
また、自由見学の時間には保護者の方々が図書館にもいらして下さり、
そのなかのお一人から「中学校の保護者なのですが、いつもブログを楽しみに拝読しています。
今日は直接先生に初めてお会いできて嬉しいです。」とのお言葉をいただき、感激しました!

10月の読書は頑張って以下の12冊、今年読了の本は79冊となり年間100冊に今年は届きそうです!
holyの本棚 - 2016年10月 (12作品)
強父論
強父論
阿川佐和子

読了日:10月06日

モナドの領域
モナドの領域
筒井康隆

読了日:10月07日

アンマーとぼくら
アンマーとぼくら
有川浩

読了日:10月15日

ふくろう
ふくろう
読了日:10月15日

何様
何様
朝井リョウ

読了日:10月23日

図書館奇譚
図書館奇譚
村上春樹

読了日:10月30日

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小説、エッセイ、評論、記録文、写真集、と乱読の限りを尽くしています。
どれも面白い作品ばかりでしたが、中室牧子 著『「学力」の経済学』が今、話題になっています。
TV番組で紹介されたこともあり、教育書として異例の27万部突破です!
表紙には「ゲームは子どもに悪影響?」「子どもはほめて育てるべき?」「勉強させるためにご褒美で釣るのっていけない?」
の文字が並び、子育て中の方には気になる内容ですよね。
今まで「思い込み」で語られてきた教育の効果を、科学的根拠から解き明かした画期的な一冊、だそうです。
統計から教育とその経済を考える本でしたが、すべての子どもに当てはまるわけではありませんし、
子どものことを一番わかっているのはやはり親であると思います。

その親子の関係として、阿川佐和子 著『強父論』は面白く、笑いながらあっという間に読了しました。
大正生まれの文豪阿川弘之氏は、今や絶滅寸前、あるいは今なら警察に介入されかねないほど恐い父親でした。
こんな風に育てられてもいじけず、グレず、素敵な女性に成長された佐和子さん、
親子の関係はそれぞれで、目には見えないけれど愛情があれば正解などないのだと思わされました。

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