能登半島地震

一昨日の6日は二十四節気の「小寒」で寒の入り、昨日7日は五節句の一つ「人日の節句」、
そして、今日8日で松の内が明けお正月が終わりました。

元旦から1週間、それは志賀町で震度7の激しい揺れを観測した他、
震度6強を七尾市と輪島市、珠洲市、穴水町で、
震度6弱を新潟県長岡市で観測した能登半島地震から1週間ということです。
家屋倒壊、津波、火災、土砂崩れ、道路寸断、道路崩壊、液状化、等々・・・
その被害の甚大さに驚き、それでもまだ被害の全容が掴めないとは大変なことです。
その上、雪や霰まで降り、この寒さの中で過ごす被災された方々の体調がとても心配です。
（画像はTVニュース映像より）
今月1日からこれまでに震度5弱以上が15回観測されたほか、
震度1以上の揺れを観測した地震は8日午後4時までに1221回とは！

お正月だからこそ、ご実家に帰り、家族親族で集まっておられた方々も多く、
家族思いが故に悲劇につながってしまった方々は、本当にお気の毒です。
また、自然の脅威をまざまざと思い知らされました。

私は大学生の時に、友人と能登半島を一周する旅行をしたことがあります。
金沢市から出発して、海岸線沿いの道を行くバスで町から町へと移動し、
今、地震被害で地名が上がっている地はすべて周りました。
日本海へ沈む夕日も見たし、豪農の館や、朝採れたばかりの魚を出してくれた民宿、
輪島では宿泊し朝市での買い物や元気なおばちゃんたちとの会話、
輪島塗のお店を覗いたりして、ゆっくりのんびり能登の旅を楽しみました。
そんな素敵な思い出いっぱいの能登半島が、こんな大変なことになってしまい、
どうか早く暖かくて清潔な居場所と、暖かい食事、がご用意されますよう願っています。