先日東京へ行った時、三井記念美術館へ行きました。
お目当ては 「国宝 志野茶碗 銘 卯花墻(うのはながき)」!!
この美術館所蔵のこのお茶碗が公開されるのを待っていました。
先月、サントリー美術館での展覧会へ行き(過去記事はこちら)
陶磁器で国宝に指定されているものを調べて以来、国宝14点すべてを見たいと思うようになりました。
(フェルメールの絵37点をすべて見る旅というのもしてみたいのですがちょっと難しそう…
でも、国宝14点なら出来そう!あと残り8点かな。)
これは日本で焼かれた茶碗で国宝に指定されているたった2碗のうちの1碗。
美濃の牟田洞窯で焼かれたもので、歪んだ器形・奔放な篦削り・釉下の鉄絵などは織部好みに通じる作行きで、
もと江戸の冬木家にあり、明治20年代中頃に室町三井家の高保の有に帰したそうです。
桃山時代のもので、思わず手に取りたくなるような柔らかで優しい色と形に温かさを感じました。
美術館で開催中なのは 「茶会への招待―三井家の茶道具―」
展示室1 「茶の湯の名品」 貴重な茶入れ、花入れ、水指などがずらり
展示室2 「茶の湯の名品」 朝鮮の御所丸茶碗
展示室3 「如庵の取合せ」 昭和26年の光悦会の一席が再現されています
展示室4 「茶事の取合せ」 茶事の基本「正午の茶事」が想定されその流れに道具が並びます
展示室5 「名碗抄」 国宝の志野茶碗と、重要文化財の長次郎作の黒楽茶碗「俊寛」、本阿弥光悦作の「雨雲」が!
私も一緒に行った娘もお茶の心得は多少ありますので、
この道具はこういう場面でこのように使うということはわかります。
(お手前の細かな部分はかなり忘れていますが・・・)
三井家のお茶会、一体どのような方々がお呼ばれしたのでしょう。
これらの道具がどんな人の手に触れ、歴史を繋いできたかと果てしない時の流れを感じました。
この展覧会の会期は4月8日までです。
その後はお約束の美味しいもの♪
このビルの最上階で、都会の夜景を眺めながら美味しいひと時を過ごしました。
マンダリン・オリエンタル東京 38階 アジアンインスパイアダイニング 「ケシキ」
(←ネットから画像借りました)
写真が上手に撮れていなくて残念!
お目当ては 「国宝 志野茶碗 銘 卯花墻(うのはながき)」!!
この美術館所蔵のこのお茶碗が公開されるのを待っていました。
先月、サントリー美術館での展覧会へ行き(過去記事はこちら)
陶磁器で国宝に指定されているものを調べて以来、国宝14点すべてを見たいと思うようになりました。
(フェルメールの絵37点をすべて見る旅というのもしてみたいのですがちょっと難しそう…
でも、国宝14点なら出来そう!あと残り8点かな。)
これは日本で焼かれた茶碗で国宝に指定されているたった2碗のうちの1碗。
美濃の牟田洞窯で焼かれたもので、歪んだ器形・奔放な篦削り・釉下の鉄絵などは織部好みに通じる作行きで、
もと江戸の冬木家にあり、明治20年代中頃に室町三井家の高保の有に帰したそうです。
桃山時代のもので、思わず手に取りたくなるような柔らかで優しい色と形に温かさを感じました。
美術館で開催中なのは 「茶会への招待―三井家の茶道具―」
展示室1 「茶の湯の名品」 貴重な茶入れ、花入れ、水指などがずらり
展示室2 「茶の湯の名品」 朝鮮の御所丸茶碗
展示室3 「如庵の取合せ」 昭和26年の光悦会の一席が再現されています
展示室4 「茶事の取合せ」 茶事の基本「正午の茶事」が想定されその流れに道具が並びます
展示室5 「名碗抄」 国宝の志野茶碗と、重要文化財の長次郎作の黒楽茶碗「俊寛」、本阿弥光悦作の「雨雲」が!
私も一緒に行った娘もお茶の心得は多少ありますので、
この道具はこういう場面でこのように使うということはわかります。
(お手前の細かな部分はかなり忘れていますが・・・)
三井家のお茶会、一体どのような方々がお呼ばれしたのでしょう。
これらの道具がどんな人の手に触れ、歴史を繋いできたかと果てしない時の流れを感じました。
この展覧会の会期は4月8日までです。
その後はお約束の美味しいもの♪
このビルの最上階で、都会の夜景を眺めながら美味しいひと時を過ごしました。
マンダリン・オリエンタル東京 38階 アジアンインスパイアダイニング 「ケシキ」
(←ネットから画像借りました)
写真が上手に撮れていなくて残念!
手のひらにちょうどぴったりとくるような優しい形でした。
名古屋市ににある徳川美術館も立派なのでしょうね。
ご覧になりましたか?
そして、美味しいものは外せません♪
温もりと容の可憐さに 両手で包みたくなります。
三井家蔵品は徳川家と共に見ておきたい逸品が揃ってますね。
夜の部も 又増して豪華です。
この展覧会、お茶をやっている方にはとっても楽しいものでしたから本当にお薦めです。
1碗見るのに、お茶碗の周りをぐるぐる廻って、背伸びして真上から眺め、かがんで下から眺め、
ガラスに顔をつけて眺め、離れて全体を眺めるしつこい私がいました。
手にとって触ってみたいー!!!
私も美味しいものも大好きです♪
おしゃべりと美味しいものも、もう一つの大きな楽しみです。
PCの調子はどうでしょうか?
5日~7日は全日教室でイベントをしていますので、是非おいで下さいね。
まめかんさんも楽しんでいらっしゃいますね♪
上野の森でニアミスの時もありましたものね。
いつか是非ご一緒にお出かけしましょう。
ツタンカーメンも来ますね!!!
日本の長い歴史・文化を考える時、こちら東国はどうしても新参者の感が否めません。
京都、奈良、金沢、鎌倉、等、私もいつか「古都」と言われる地に住んでみたいです。
次の国宝は「ハラミュージアム アーク」での「青磁下蕪花生」に決めています♪
1碗見るのに、どれだけ時間がかかるでしょうか???
永遠に離れません
私は、美味しいものがいいです
パソコンが壊れてからholyさんのブログになかなかたどり着けず、やっとお目にかかれて良かったです!
さすがholyさん!今回も素晴らしい展覧会にお出かけですね。
ブログ拝見し、さっそく私も25日に平山郁夫展を観に行ってきました。絵はもちろんですが学芸員さんの説明が聞けてとても良かったです。先日は勘九郎襲名披露公演に行き楽しみ、昨日は大隈講堂に入りたいが為に!?甥の卒業式に行って感激し、このところ幸せです。
これからはまたholyさんのブログ楽しみにしております。
小学校が奈良公園前でしたから、国宝が日常生活の中にあるのが自然という感覚でした。
工芸部門で、陶磁器14点。その半数が関西に。
神社仏閣などをはじめとして、歴史の流れの中にある諸物の大きな差異は当然です。
これからは偶然与えられた、新たな文化も享受していこうと思います。
holyさんのアドバイス、大きな参考になります。ありがとうございます。