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東京會舘と美術館

2019-08-09 | アート
4年にわたる改修工事を終え、今年2月に新装オープンとなった東京會舘へ行ってきました。
連日35℃を越える猛暑の日々ですが、東京會舘へは地下鉄駅から地下通路を通って行けるので、
炎天下を歩かずに良かった~。

辻村深月さんの『東京會舘とわたし 上・下』を読んでから、ずっとここへ行きたかったのです。
中に入ると、外とはかけ離れた静寂でゆったりとした時間の流れに心が落ち着きます。
初代本舘のメインバンケットで用いられ東洋一の壮麗さと称された大シャンデシャンデリアは
新本館3階螺旋階段の天井で美しい光を放っていました☆
會舘を設計した谷口吉郎が芸術家・猪熊弦一郎に依頼したモザイク壁画「都市・窓」が新本舘1階の廊下部分に。
友人の節目の誕生日を祝うため、2階のフレンチ〈RESTAURANT PRUNIER〉で皇居を見ながらのランチです♪
 
・アミューズ
・完熟トマトのガスパチョ アンダルシア風 日替わり鮮魚のマリネと共に
メインは、友人は
・豊洲市場より届く本日のお魚料理(スズキのロースト 生ハムと共に)
私は
・岩中豚のローストとクリーミーなポレンタ はまぐり風味のジュレ この付け合わせの万願寺唐辛子の大きさにビックリ!
デザートプレートにお祝いのメッセージを入れていただきました。
 
私は、デザートを「丹波産 和栗を使用した特別マロンシャンテリー」に変更していただきました♪
提供の直前にパティシエが作ってくれるそうで、芸術的な生クリームの中に栗がゴロゴロ!!
・コーヒー、ミニャルディーズ
パンのバターが、パリのラ・ヴィエッテ社ラ・コンヴィエッテAOP有塩ミニバターでした。
キャンディのようにひとつずつ包まれていて、美味しくて残りの半分持って帰りたかったー!

楽しくおしゃべりしながら気持ちもお腹も満たされたところで、次は散歩しながら三菱一号館美術館へ、
開催中の「マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展」を楽しみました。
 
日ごろ、最新のファッションや世界的モードには疎い私ですが、とても興味深い展覧会でした。
マリアノ・フォルチュニは20世紀初頭、女性をコルセットから解放する流れを作ったとして知られ、
服飾デザイナーだけでなく、画家、写真家、建築家、と様々な顔を持つ総合芸術家だったことがわかりました。
古代ギリシャの像から着想を得たコルセット不要のゆるやかなドレス「デルフォス」がとっても素敵!!
絹地を鮮やかに染め、細やかで繊細なプリーツを施した生地で作られたドレスは芸術的でした。
体型がばっちり出てしまうドレス、背が高くて細身の女性が着た写真は見とれてしまいます。
(私にはいろいろ無理!)
日本文化からも影響を受けたそうで「キモノ」ジャケットや所有していた染め型紙も展示されていました。

夏休みに入ってからも慌ただしくバタバタと過ごしていましたが、昨日は久々にゆっくり出来、英気を養えました♪
一日楽しく過ごせたのも、友人のおかげ、感謝です。

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