今日も一期一会

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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

朝ドラ『虎に翼』最終回

2024-09-28 | いろいろ
4月から毎朝楽しみに視聴してきた朝ドラ『虎に翼』が今日終わってしまいました。
始まる前から楽しみで、寅ちゃんの発言や表情、動きに笑ったり、感動したり、
一緒に怒ったり、泣かされたりと、とても心に残る朝ドラでした。
戦前、戦中、そして戦後の男尊女卑の社会を強く生き抜いてきた女性たち、
何回も「そうだ!そうだ!!」と大声をあげたくなりました。
どの登場人物も個性的で、自分を持っていて、キャストの方々も大熱演で、
忘れられないシーンがいっぱいです。
最後の方は家庭裁判所の話題が多くなり、メインだったフェニミズムばかりではなく、
子どもの犯罪やジェンダーの問題など風呂敷を広げ過ぎた感もありましたが、
最後まで楽しく見られて、私が今までに観た朝ドラの中でも良いドラマでした。

個人的にも家族が関係する大学が舞台だったり他にも家族に関わりがあり、
それらもまたとても身近に感じました。
米津玄師さんの主題歌「さよーならまたいつか」も最後まで聴くとさらに良く、
2番の歌詞に「人が宣う地獄の先にこそ わたしは春を見る」
「貫け 狙い定め 蓋し虎へ どこまでもゆけ」とあり、まさに寅ちゃんの人生!
オープニングの素敵なイラストは栃木県益子町にお住いのイラストレーターの方で、
先日のドキュメンタリーで実際の動画を元に描いているのだと知りました。
特に好きだったのは寅ちゃんの目の色が様々に変わっていくシーン。

虎ちゃんの目に映った戦前、戦中、戦後の世界、
もし生きていたら今の世界をどう見るでしょうか?

折しも今週、冤罪で死刑判決を受けた袴田さんが58年後に再審無罪となり、
法律と司法とについて考えさせられました。
この事件に関わった方の多くは亡くなっているでしょうが、
検察側、弁護側、裁判官、58年間を何を考えて生きて来たのか知りたいです。