夏の家業が忙しくなる前に、時間を惜しんでせっせと好きな事を楽しんでいます♪
今日は熊谷文化創造館さくらめいとでの演奏会「大井剛史×小林愛実」、
ショパンコンクール4位入賞の後、私が数年追っかけをしていた
反田恭平さんと結婚された
小林愛実さんのピアノ演奏を是非一度聴きたかったのです。
暑い熊谷の夏に、座席数の多くないこじんまりとしたホールに来て下さるなんて、感激!
(でも、私はこの広さと音響はクラシックにはちょうど良いホールと気に入っていま♪)
大井剛史さんの指揮でクラシック音楽を聴くのも初めてで、楽しみです♪
指揮:大井剛史
ソリスト:小林愛実(ピアノ)
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
<演奏曲>
モーツァルト:歌劇「劇場支配人」序曲
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
≪ソリストアンコール≫
ショパン:ノクターン第20番 嬰ハ短調「遺作」
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」
≪アンコール≫
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
小林愛実さんは目の覚めるような真っ赤なパンツスーツで颯爽と登場!
前から4列目の真ん中という思ったよりも前過ぎるように感じた席でしたが、
数メートル前で小林さんとオケの熱演が聴けて、感動的でした。
小林さんのピアノの音は粒だっていてとても綺麗、特にアンコールの「遺作」は
映画『戦場のピアニスト』を思い出したりして涙が出るほど美しかったです。
休憩後のベートーヴェン「運命」は、こんな素晴らしい交響曲だったのかと改めて感動!
大井剛史さんの指揮は正確で、誠実で、溌溂として、時に跳び上がるほどの大熱演、
指揮者のすぐ後ろにいたので、息遣いやそれに合わせるオケのタイミングや強弱が、
楽器ごとに手に取るようにわかり、近くで聴くことの良さも実感しました。
鳴り止まぬ拍手のうねりの中でのアンコールh指揮者とオケメンバーの更なる一体感を感じ、
会場はため息と歓声と拍手で溢れ「良かった~」「素晴らしい!」とあちこちで聞きました。
美しく素敵な音楽・音のシャワーを全身にひたすら浴びた2時間半、
身も心もすっかりリフレッシュしました♪
生の演奏会でしか味わえないこの集中感によって、
頭の中の余計なものや無駄なもの、つまらない考えが全て洗い流された気分です。