カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

気持ちよいわけのわからなさ

2007-03-15 | 雑記
 尊敬するフジモトマサルさんのHPを見ているとこういうフラッシュを紹介されていた。
 僕は素直に感動しましたよ。いつまでも見続けていたいけど、そうもいかない。
旬のイラストレーター五月女ケイ子の世界に、実際の動きが生じたような感じだろうか。こういうわけの分からないストーリーに人間の本質が隠されているような気がするけれど、まあ、勘違いでしょうね。
 そういえば藤子不二男(特に安孫子みたいだが)もマグリットが好きだったようだし、絵描きにはこういう狂気のようなものを視覚化したいという欲求があるんじゃなかろうか。言葉で説明すると面白くないけれど、視覚から感情に訴える力を示したいということもいえるのかもしれない。他人の頭の中は見ることができないけれど、絵というのは直接その世界を現しているとも考えられる。絵にすると現実になるというところがなによりインパクトが強い。
 僕はせっかちなので絵を描くという時間がもったいないと思って断念したのだけれど、実は「急がば回れ」を知らなかっただけなのかもしれない。デビット・リンチはたぶん映画でもそういうことに挑戦しているのだろう。また、音楽だって、そういうことはいえるのかもしれない。こういうことが分からなくなっていくのは、言葉という性質を信用しすぎているとも考えられないか。まだ、整理できていないけれど、こういう世界を楽しむことも忘れないでおきたいものだと思う。
コメント
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