カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

ハードルは、ある意味で自己中

2007-03-29 | 雑記

 早めに職場に出て書類の整備。本日必要なものをスタッフに預けて指示しておく。今日も一日不在なのだ。よろしく。
 そういうわけで職場のミーティングをパスして移動。午前中から会議。早めに会場入りすると、後に議長を務めるように仰せつかる。これを得したとみるかどうか。実は前回も議長だったんだけど、と断ろうとしたが、これも世代交代なんだとか。ある意味では業界人なので進行したくないんだけど、まあいいか。結果的には眠くならなくてよかったけれど…。
 進行するといってもほとんど事務局が説明する。会長さんが補足説明するとき興が乗ってきてホワイトボードに図形を描いて説明しだした。なるほど、しかし、よくわかってよかったと思う。時間は超過気味だが、個人的には面白かった。会長さんは個人的にはいい人なんだと思う。できるだけ正確に意味を理解して欲しい。そういう気持ちがよく現れていた。逆に事務局の説明は誤解を受けやすいのではないか。少しばかり手厳しく言うと、自分の立場でものを言いすぎている。予算が足りなくなるから負担をかけるがお願いするという言い方では、素直に利用者が理解できるものだろうか。分かりにくくて申し訳ないが、説明は自己中心にならないことが肝要だと思う。
 さて、会議中にひっきりなしに電話がなる。こういう立場では中座できない。着信を見ると二つは選挙関係、二つは仕事、二つはなんだろう。留守電を入れてくれる人はひとつのみ。こういうのが困るんだよな。まあ、留守電に伝言を入れるのは気恥ずかしいが、ひとこと用件を入れてもらうと本当に助かる。返答するために作業ができる場合がある。事実ひとつの仕事の伝言のお陰で、後にその電話の作業を優先した。午後からの会議に出席する合間に、役場で書類をもらい、印鑑関係書類も手配した。恐らく翌日までには片付くだろう。後の電話のものは、再度用件を確認するのに10回(一件だけではなく、延べではあるけれど)は電話しなおし、なおかつ今月中には片付かない。効率が悪いのである。
 移動中はポップス界最大の大御所のCDを聞く。すごい人をすごいといってもあんまり意味がないが、改めてすごいなあと思う。ポップスというのは黒人文化なんだろうか。音を非常に大切に扱って、なお斬新な試みを随所にちりばめてある。楽しみながら戦っている。そして後の世界を切り開いていったのであろう。
 午後の会議は少し気が重かった。代理で説明するが、少しずるをして、言葉で概要を説明しようと力を入れたが、やっぱり見透かされている。部分審議をもらいたいと思っていたが、ここは断念するしかないだろう。撃沈したが、この代償は後の時間を考えると、意外と痛い傷口になる可能性がある。分かっているがどうにもならない。結局は積み重ねである。誰でもホームランは打てない。しかし、ホームランは日頃の素振りをやっているものから飛び出すものだ。粛々とやっていこう。
 ウチとは別の議案では、答弁は危なっかしいながらも承認が得られた。立場上推進している方なので胸をなでおろす心境だ。今やらないと意味のないことなので、比較的強引でも同意がえられる案件だと思う。同意がえられにくかったのは、別に問題があったからだ。単純に経験といってしまえばどうにもならないが、細部の詰めと認識の甘さなのである。キャラクターとしては存外認められているはずである。これも相手をどこまで慮っているのかというのが最大のポイントだろう。自分の都合より受ける側の都合を考えてというスタンスが結局は人を納得させるのである。これも午前中の事務局のごとき一種の自己中心が問題なのだと思う。しかし、安心は早い。これからの勝負が大切である。本番が、どうだ、というものに仕上がると、感動に変わるのだと思う。やっつけで終わって欲しくない。冷静にスパートをかけて欲しいと思っている。言葉は悪いが、ゴールをしてから見返してやればいいのである。
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