カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

日の丸行進

2007-02-12 | 雑記
 午前中からゆっくりした時間。こういう休日は本当にすばらしい。新聞読んだり本読んだりブログ書いたり。こういう経験はあんまり無いような気さえする。たぶん精神的なちょっとした違いだけなのだろうけれど…。

 日の丸行進に参加。子供達は行くのを渋っていたが、やっぱりついてきた。それだけでなんとなく楽しい気分だ。
 来年以降参加するかどうか分からないが、そう思うと今まで参加することがずっとつらかったのが嘘のようだ。休みの日に動員をかけられて嫌々ながら参加する。こんなことにいったい何の意味があるのか。たぶんそんなように感じていたのだろう。もちろん意味なんて無いのかもしれないが、頼まれたのだから仕方の無いことなのだ。それに応えることが人間として意義深いのだろう。義理に応えることが浮世の定めなのである。今はただそう思っている。
 こういう動員に参加するのが嫌だったのは、もうひとつ理由がある。それは前から気づいていたことだが、僕以外の参加する人で不機嫌な人がいることである。自分の不機嫌を棚に上げていうのもなんだけれど、不機嫌な態度ほど人を不快にさせるものは無い。不良少年が喧嘩して暴れていても、迷惑に違いないが、時には爽快である。地べたにかがんでつばを吐いているとかっこ悪いだけでなく、気分が悪くなってくる。例えは悪いが、そういうものだ。
 中には動員をかけている責任のある人間に愚痴をこぼす奴がいる。これは先輩に多かったのだが、実に見苦しかった。集めている人間だってつらいのに、じくじくいつまでもうるさい。そういう場面を見るにつけ、俺は絶対こんな人間にはなりたくないと思っていた。そういう意味ではよい反面教師であった。僕が年を重ねるにつれ、そういうことをいう奴は本当に少なくなった。本当につらいことを体験してきた世代は、悪貨とはならないのではないだろうか。

 最後のお汁粉はパスして子供をつれてハンバーグを食べに行った。休日のひと時は、本当に楽しい。こういう時間が少ないからこそ貴重でいとおしいのであろう。
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