カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

みんながやりたい気分

2007-01-29 | 雑記
 真央ちゃんの影響じゃないが、ふとスケートはどうかという気になっていた。気がつくと18年ぶりのスケートに行った。
 もちろん子供に滑らせてみたいという気分になったのだが、ものすごく甘い考え方であった。子供どころか、自分に余裕がないのである。こんなに滑ることがむつかしかったなんて驚きである。子供のころにスケートをした経験もあるし、ローラースケートなんかで遊んでいた記憶はある。それで少しは何とかなるような気がしていたのだけれど、まったくどうにもならなかった。あれはいったいなんだったんだろう。自転車とスケートは少し違う体験なんだろうか。派手になんども転んで、ファイトもわかない。上達するような気がまったくしない。
 しかしそれでも子供を見ているとそれなりに楽しい。見事に転びまくってスラップスティック映画のようだ。子供も根性はないから一時間で音をあげた。まあ、それでいい。残念だけど、それでいい。足が痛いというから靴下を脱いで見ると、指にできていた豆がつぶれて皮が剥けていた。格闘していたんだなあ、と思う。また来たいというのだろうか。まあ、言わないだろうな。この子らが高校生ぐらいになって、友達とスケートにでも行くか、というまで、行かないのではないか。僕がそうだったし。

 スケート場にはものすごくたくさんの人が来ていて、盛況でいいと思った。こういう娯楽は寂しいと困る。いや、僕は困らないけれど、寂しいのが嫌である。みんながやりたいことが重なるのは、悪いことではない。多少バランスが悪くなっても、いづれは淘汰される。今の状態がずっと続くとは考えにくいが、寂しくなっていくのは嫌だなあと思う。納豆が売れ残っていくのを見るのは寂しいじゃないか。まあ、それとは関係ないか…。せめて、完全に根絶やしにならないで欲しいと思うばかりである。またしばらくは来ない一人の癖に、そう思う。
コメント
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