カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

運勢は任せられない

2007-01-02 | 雑記
 利用者の人たちを連れて初詣に行く。ちゃんとお神酒も振舞われていて、みなさんとりあえず満足。おみくじを引くと大吉二本。末吉一本小吉二本。他の人は引かなかった。
 目の不自由な人が多いので代読する。おみくじの文章は独特の雰囲気があり、周りで聞くともなしに聞いているほかの参拝客も一緒になって笑っている。大吉なのに待ち人は「辛抱強く待て」などと書いてある。小吉の人は「すぐに現る」である。そのあたりのなんとなく不平等な感じを、おみくじメーカーの作文係はどう勘案したものだろうか。
 お産のほうはおおむね安産が多かった。それはそう書かねばなるまい、などと思ってしまう。いやイカン。引いた人の運勢であった。
 家族を連れての初詣はいつになるやら。子供が何を引くのか、そしてどのように受け止めるのか。なんとなく楽しみである。
 風情はないが、僕は自分の運勢にはまったく関心がない。いっそのこと大凶だと元気になるのにな、と思う。「よーし、そうまで悪いんならやってやろうじゃないの」という感じであるが、やっぱり少しは気になるからファイトがわくのだろう。大吉だと、「チェ、気休め言いやがって」という気分になるに違いないからだ。
 少なくともおみくじに自分のことを左右されたくはない。僕は運命に身を任せるが、運勢には任せるつもりはないのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする