古事記、白鳥の段。
倭建命の死を悲しみ、大和の国から伊勢の国へ、后や御子たちが駆けつけてきた。そして、そこに御陵を造った。
その御陵から、白鳥が、飛び立った。まさに、倭建命の魂のごとくであった。
后や御子たちは、天翔る白鳥を追いかけた。野の茨に足を傷つけ、浜の潮に足をとられつつ、白鳥を追い続けた。やがて、白鳥は、河内の国にとどまった。そこにまた御陵が造られた。白鳥御陵と言う。
しかし、白鳥は、そこからも、何処へとなく飛び去ったのだった。
倭建命の話は、ここでお終いである。
続く段には、倭建命が誰とのあいだに、何という子をつくったかが記されている。
倭建命の死を悲しみ、大和の国から伊勢の国へ、后や御子たちが駆けつけてきた。そして、そこに御陵を造った。
その御陵から、白鳥が、飛び立った。まさに、倭建命の魂のごとくであった。
后や御子たちは、天翔る白鳥を追いかけた。野の茨に足を傷つけ、浜の潮に足をとられつつ、白鳥を追い続けた。やがて、白鳥は、河内の国にとどまった。そこにまた御陵が造られた。白鳥御陵と言う。
しかし、白鳥は、そこからも、何処へとなく飛び去ったのだった。
倭建命の話は、ここでお終いである。
続く段には、倭建命が誰とのあいだに、何という子をつくったかが記されている。
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