“来たれ聖霊よ”

2019-06-01 | 【断想】音楽
 モーリス・デュリュフレのオルガン曲を聞いてみたいなと思っていた。
 すっかり忘れていたが、以前買っていたようだ。
 CDが家にあった。
 6曲収まっていたが、とりあえず1曲。
 「プレリュードとアダージョとヴェニ・クレアトールによるコラール・ヴァリエーション」
 解説パンフに、「ヴェニ・クレアトール」は「来れ創り主なる聖霊」と訳されていた。
 1929年の作品である。
 タイトル通り、3つの部分でできている。
 オルガン奏者は、トッド・ウィルソン。DELOS盤。
 「前奏曲」は、なんだかペンテコステと言うより、夜空に星がきらめくクリスマスと言った感じがした。
 2曲目の「アダージョ」は、聖霊の降臨を思い浮かばせるようなところもあったが、1曲目と同じような感じもあった。
 3曲目の「コラール変奏曲」は、落ち着いた気持ちで礼拝に臨んでいるかのようなところがあった。
 いずれにしても、全体を通して、穏やかな雰囲気がある曲だ。
 これも、気に入りました。

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