「危険な関係」のサウンドトラックで、バルネ・ウィランのサキソフォーンを聞いて、ちょっと関心を持った。
手元のジャズの名盤ガイドブックに、バルネ・ウィランのアルバムとして以下のものが紹介されていた。
・ティルト(1957 Swing/Vogue)
・バルネ(1959 RCA)
・ワイルド・ドッグス・オブ・ザ・ルウェインゾリ(1988 IDA)
休日だが、所用で出かけた新宿でディスク・ユニオンに寄って、「バルネ」か「ワイルド・ドッグス・オブ・ザ・ルウェインゾリ」がないかとさがしたが、見つからず、次のアルバムが馴染みの曲が多く聞きやすそうで購入した。
「フレンチ・ストーリー:フランス物語 / バルネ・ウィラン・ウィズ・マル・ウォルドロン(1989 ALFA JAZZ)」。
マル・ウォルドロン・トリオとの演奏である。
パーソネル
バルネ・ウィラン(ts,ss)
マル・ウォルドロン(p)
スタッフォード・ジェイムス(b)
エディ・ムーア(ds)
収録曲
1.男と女
2.死刑台のエレベーター
3.シェルブールの雨傘
4.危険な関係のブルース
5.黒いオルフェ
6.殺られるのテーマ
7.オータム・リーブス
8.クワイエット・テンプル
「死刑台のエレベーター」は、ソプラノ・サックスでやっているのだろうか。
静かに耳を傾けるのにいい。
バルネ・ウィランがその名を知られるようになったのは、マイルス・ディビスの「死刑台のエレベーター」の演奏に加わったあたりからである。
CDの解説に載っているバルネ・ウィランの写真、なかなかもてそうないい男の風貌。
なんか、特別に際立つものは感じないが、夜、ひとり、酒を傾けるとき、聞くのにぴったりのアルバムのように思う。
こう言うのを、嫌味なくやれるのは才である。
フランスの香り、哀感がある。気に入った。
「クワイエット・テンプル:静かなる寺院」、マル・ウォルドロンの曲だ。
いささか重い。哀感を通り越して、暗さを感じる。
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