ピアソラのレコード「ゼロ・アワー」のはじめの2曲を聴いた。
これは、ただ者でないと感じた。
その音楽は、人のさまざまな感情、思いを刺激し、誘い出す。
愛や死、憎しみ怒り、諦め・絶望や希望、嫉妬や奢り・・・。
悲しみや歓び、戦争と平和、優しさ、嘲り・・・・。
泥水をくぐりて浄き蓮の花・・・と言う感じ。
3曲目以降も、しっかり聴きたい。
それなりに、集中できる状態のなかで。
君は梟になって 僕の近くに来てくれた
黒い木立のなかで ホーッホーッと鳴いてくれた
とてもやっかいだけど
俺は生きなくてはならない
愛するものを大切にしたい
君の死臭で他人を不快にさせたくない
愉しくはないが
俺にできることはやりたい
レコード(CDディスク1枚)には、楽曲7曲(46分)
1 タンゲディアⅢ(04:40)
2 天使のミロンガ(06:31)
3 五重奏のためのコンチェルト(09:07)
4 ミロンガ・ロカ(03:11)
5 ミケランジェロ'70(02:51)
6 コントラバヒシモ(10:19)
7 ムムキ(09:39)
どうしてこんなに波が立つのか。
そうでなくても、生きていられるだろうに。
必ず平穏はあるはずだ。
3、4と聴いた。
今は、「ミケランジェロ」。
俺は決して赦さない。
俺をこんなにしたものを。
どうしても、この牢獄から逃れられない。
こんなに、胸がかきむしられる音楽は少ないな。
6曲目を聴いている。
今夜は、ここでお終いにしよう。
日が変わり、さて、ラストの1曲。
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