ふくれっ面の櫟の葉。鉢植えの櫟の木の葉のことを、そう言った。葉の先の方が、ぷっくり膨らんで、怒った顔のように見えた。そして、葉の先端の縁が枯れてきた。思えば、ほんとうに怒っていたのだ。「お前は、俺のことを知らない」と。櫟は、水を欲していたのだった。水をやりすぎて、ひょろひょろ伸びても弱ると考えたが、明らかな水不足だったようだ。水をたっぷりやるようにしたら、枝を伸ばし、きれいな葉をつけるようになった。
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