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ジャズのスタンダード・ナンバーのひとつである。
英語のタイトルは、「Tou'd Be So Nice To Come Home To」。
この曲、「あなたが帰ってきてくれたらなんて素敵なんでしょう」と言う意味合いで捉えられているが、正確には「 待っている人のところへ自分が戻れたらいいな」と言うことである。
「あなたのもとへ帰れたらうれしいわ。暖炉のそばで一緒に過ごせたらどんなに素敵だろう」と言うことである。
コール・ポーターが作詞・作曲したもので、ダイナ・ショアが歌ってヒット。
その後、ヘレン・メリルが、クリフォード・ブラウンのトランペットと一緒に歌って、ジャズのスタンダード・ナンバーとして定着した。
ヘレン・メリルのハスキーな歌声が素敵である。
間に入るクリフォード・ブラウンのトランペットがいかしている。
同曲を、ジュリー・ロンドンの歌声でも聞く。
ヘレン・メリルの声が耳に付いていて、いまひとつの感となってしまう。
インストゥルメンタル、歌声なしでは、アート・ペッパーがテナー・サックスでやっているのが「ミーツ・ザ・リズム・セクション」に収録されている。
なかなかいい。
エディ・ヒギンズ・トリオが、テナー・サックスのスコット・ハミルトンと演奏してるものを聞く。
「マイ・ファニー・バレンタイン」に収録されている。
悪くはないし、曲を知るにはいいように感じるが、かもし出すムードに、ちょっと低俗な香りが漂うようなところが難点。
これは、エディ・ヒギンズのもの全体に言えることだけど。
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