“サッドネス”

2024-05-14 | 【断想】音楽

 オーネット・コールマンの「クロイドン・コンサート」(freedom)
 当初、An Evening With Ornette Coleman(オーネット・コールマンとの夕べ)と言う名のアルバム。
 1965年8月、イギリスのクロイドンでのライブである。
 オーネット・コールマンは、1962年の「タウンホール」以降、レコーディングがなかったそうだ。
 オーネット・コールマンは、お金には縁が薄い人だったのだろう。
 このあとには、「ゴールデン・サークル」の録音がある。
 同年12月のスウェーデンでのライブで、これは広く知られた。
 さて、「クロイドン・コンサート」の〈パーソネル〉
 オーネット・コールマン(as,vn,tp)
  デヴィッド・アイゼンソン(b)
  チャールス・モフェット(ds)
 〈収録曲〉
 1.サウンズ・アンド・フォームス・フォー・ウインド・クインテット
 2.サッドネス
 3.クラージーマンズ・ドリーム
 4.フォーリン・スターズ
 5.サイレンス
 6.ハッピー・フール
 7.バラッド
 8.ドーナッツ
 俺にとって、オーネット・コールマンの音で、一番耳に残っているのは「タウンホール」で、この「クロイドン」は、それに似ている。
  「ドーナッツ」「サッドネス」は、「タウンホール」にある。
 それで、親しみを感じる。
   ◇
 さて、オーネット・コールマンのアルバム。
 1950年代、1960年代の録音で聞いたことのあるものをリストアップしてみる。
 俺にとって、オーネット・コールマンというと、この頃のものが思い浮かぶ。
 1958 サムシング・エルス CD
 1959 ジャズ来るべきもの LP&CD
 1959 世紀の転換 LP
 1961 フリー・ジャズ LP&CD
 1962 タウンホール1962 LP&CD
 1965 クロイドン・コンサート(ライブ) LP&CD
 1965 ゴールデン・サークルのオーネット・コールマン(ライブ) LP&CD
 1966 チャパカ組曲(サウンドトラック) CD
 1966 ジ・エムプティ・フォックスホール CD
    ◇
 ここのところのブログ記事、自分のための備忘メモになっている。
 過去の記事の検索機能があるので役立っている。 


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