スイート・ヴァリエーション:SWEET VARIATION

2021-03-06 | 【断想】音楽

 久し振りに、新宿のタワー・レコードに行った。
 オリビア・オンと言う歌手のCDが売られていないかと思ってであった。
 彼女の歌う「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」をユーチューブで聞いて、素晴らしいと感じたからだった。
 そのかそけさに魅せられた。
 しかし、店には、その曲を収録したCDは売っていなかった。
 それで、同じフロアのジャズのコーナーに行った。
 なんとなく、アルバート・アイラーのところを見ていて、「ALBERT AYLER THE EARLY ALBUMS COLLECTION」(ENLIGHTENMENT)と言うCD4枚組のを見つけた。
 アルバート・アイラーの一番はじめのアルバムは、「SOMETHING DIFFERENT!!!!!」で、「ファースト・アルバム」とも名づけられて売られている。それは、Vol.1とVol.2の2枚になっている。
  Vol.1は、随分、昔に買って、持っている。Vol.2は、持っていない。
 そのVol.2を、少し前、ディスク・ユニオンで、見かけたように思った。よく、確認したわけではない。しばらく後に、しっかり確認しようと出かけた時には、それはもう見あたらなかった。
 それで、気になっていたときに、「THE EARLY ALBUMS COLLECTION」を見つけた次第。この中にあるかと思って、とりあえず購入した。
 家に帰って、よく見ると、残念ながら、Vol.2は、収録されていなかった。
  ただ、初期のアルバムで、持っていない「ALBERT SMILES WITH SUNNY」が収録されていた。買っておいてよかったと思った。
 アルバート・アイラーのアルバムの3分の2くらいは持っているか。
 折角だから、すべてを揃えておきたいとも思う。
 聞くかどうかは別にして。
 アルバート・アイラーは好きだが、すべての演奏が好きかとなるとそうでもない。
 「ALBERT SMILES WITH SUNNY」の1曲目が、「SWEET VARIATION」。
 ALBERT SMILES WITH SUNNY / InRespect Records / 1964
 このアルバムは2枚組になっいるようだが、1枚目は、ESPからの「プロフェシー」と同じだそうだ。
 1.SWEET VARIATION, NO.1
 2.GHOSTS(ANOTHER VARISTION)
 3.THE TRUTH IS MARCHING IN
 4.NO HEAD
 5.SWEET VARIATION NO.2
 アルバート・アイラー(ts)
 ゲーリー・ピーコック(b)
 サニー・マレー(ds)
 もしかしたら、フリー・ジャズは、耳だけでは愉しみにくい音楽なのかも知れない。
 演奏者の表情、動きをみながら聞いた方がいいような。


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