おもいでの夏

2023-01-22 | 【断想】音楽

 アート・ファーマーのイースト・ウィンド・レーベルからのアルバムである。
 1976年、ニューヨークで録音された「おもいでの夏:ザ・サマー・ノウズ」。
 アルバムの中に「カーニヴァルの朝(黒いオルフェ)」が収録されていて、アート・ファーマーのウオームなフリュウゲルホーンで聞くのもいいだろうと思った次第。
 甘い香りをただよわして、思っていたより派手やかな演奏だった。
 〈パーソネル〉
 アート・ファーマー(flh)
 シダー・ウォルトン(p)
 サム・ジョーンズ(b)
 ビリー・ヒギンズ(ds)
 〈曲〉
 1.おもいでの夏
 2.カーニバルの朝~「黒いオルフェ」
 3.アルフィー
 4.ウェン・アイ・フォール・イン・ラブ
  5.ダディ
 6.アイ・シュッド・ケア
 


“カーニヴァルの朝”

2023-01-22 | 【断想】音楽

 フレディ・ハバードの「カーニヴァルの朝(黒いオルフェ)」。
 おおがかりな演奏である。
 おおがかりすぎて、期待に添わず、ガッカリ。
 管だけで、フレディ・ハバードのトランペットの他、エリック・ドルフィーのアルト・サックス、フルート、ウェイン・ショーターのテナー・サックス、カーティス・フラーのトロンボーンと言う編成である。
 リズム・セクションに、シダー・ウォルトン(p)、レジー・ワークマン(b)、ジュー・ジョーンズ(ds)、ルイ・ヘイズ(ds)。
 その他のメンバーでの演奏である。
 これが収録されているアルバム名は、「ボディ&ソウル」(1963 impulse!)である。
 フレディ・ハバードが、ブルーノートから、リダー-・アルバムを出すようになった頃のもので、インパルスからではあるが、演奏メンバーは、ブルーノートとほぼ同じ。
 〈収録曲〉
 1.身も心も
 2.カーニヴァルの朝
 3.チョコレート・シェイク
 4.テディケイテッド・トゥ・ユー
 5.クラレンセズ・プレイス
 6.アリエス
 7.スカイラーク
 8.アイ・ガット・イット・バッド
 9.サーモ


“恋人のように”

2023-01-22 | 【断想】音楽

 カサンドラ・ウィルソンの「ラヴァリー:LOVERLY(~恋人のように)」は、2007年に、ミシシッピ州ジャクソンで録音された。
 レーベルはBLUE NOTE。
 スタンダード・ナンバーを採りあげたアルバム。
 〈パーソネル〉
 カサンドラ・ウィルソン(vo)
 ニコラス・ベイトン(tp)
 マーヴィン・スーウェル(g)
 ジェイソン・モラン(p)
 ロニー・プラキシコ(b)
 レジナルド・ヴィール(b)
 ハーリン・ライリー(ds)
 カン・ババロラ(per)0.)
 ロンダ・リッチモンド(back vo)
 〈収録曲〉
 1.恋人よ我に帰れ: Lover Come Back To Me
 2.黒いオルフェ / Black Orpheus
 3.ラヴァリー(素敵じゃない?);Wouldn't It Be Loverly
 4.風と共に去りぬ:Gone With The Wind
 5.キャラヴァン:Caravan
 6.あなたに逢えるその日まで:'Til There Was You
 7.スプリング・キャン・リアリー・ハング・ユー・アップ・ザ・モスト / Spring Can Really Hang You Up The Most
 8.アレーレ:Arere
 9.セント・ジェームズ病院:St. James Infirmary
 10.ダスト・マイ・ブルーム:Dust My Broom
 11.ザ・ヴェリー・ソート・オブ・ユー:The Very Thought Of You
 12.ア・スリーピング・ビー :A Sleepin' Bee
 洒落た器楽演奏、そして、彼女のずっしりした声、・・・・。
 彼女の声を、色で喩えるなら・・・、暖色か寒色かと言ったら、中間だな。
 緑ではないな。
 茶系かな、そうだとしたら、かなり黒っぽい茶だな。
 ところどころ、赤も見える。