“エピストロフィー”

2022-07-16 | 【断想】音楽

 「エピストロフィー」は、何を意味するのだろうか。
 パルネ・ウィランの「セーヌ川のジャズ」で聞いて、改めて、その疑問が頭をもたげた。
 作曲したセロニアス・モンクにでも尋ねないとわからないか。
 いや、それでも分からないかも知れぬ。
 セロニアス・モンクの「モンクス・ミュージック」、「ジーニアス・オブ・モダン・ミュージック VOL.1」、「ウィズ・ジョン・コルトレーン」で聞き直した。
 それから、エリック・ドルフィーの「ラスト・デイト」で聞いた。
 これらを聞くと、エリック・ドルフィーのバス・クラリネットの音が、圧倒的に魅力にあふれている。


“ノスタルジア”

2022-07-16 | 【断想】音楽

 ファッツ・ナバロ メモリアル VOL.2 “ノスタルジア”(SAVOY)
 1940年代後半に録音されたものである。
 日頃、このような古いジャズはまず聞かない。
 みんな楽しく演っているのは感じるけど、退屈もする。
 演奏している顔ぶれにも時代を感じさせる。
 ファッツ・ナバロ(tp)
 チャーリー・ラウズ(ts)
 タッド・ダメロン(p)
 ネルソン・ボイド(b)
 アート・ブレイキー(ds)
 デクスター・ゴードン(ts)
 アート・マーディガン(ds)
 エディ・ディビス(ts)
 アル・ヘイグ(p)
 フーイ・ロング(g)
 ジーン・ラメイ(b)
 デンジル・ベスト(ds)
 収録曲は、トップに「ノスタルジア」で、12曲。
 日とメンバーの変えての3回の収録。