「エピストロフィー」は、何を意味するのだろうか。
パルネ・ウィランの「セーヌ川のジャズ」で聞いて、改めて、その疑問が頭をもたげた。
作曲したセロニアス・モンクにでも尋ねないとわからないか。
いや、それでも分からないかも知れぬ。
セロニアス・モンクの「モンクス・ミュージック」、「ジーニアス・オブ・モダン・ミュージック VOL.1」、「ウィズ・ジョン・コルトレーン」で聞き直した。
それから、エリック・ドルフィーの「ラスト・デイト」で聞いた。
これらを聞くと、エリック・ドルフィーのバス・クラリネットの音が、圧倒的に魅力にあふれている。
ファッツ・ナバロ メモリアル VOL.2 “ノスタルジア”(SAVOY)
1940年代後半に録音されたものである。
日頃、このような古いジャズはまず聞かない。
みんな楽しく演っているのは感じるけど、退屈もする。
演奏している顔ぶれにも時代を感じさせる。
ファッツ・ナバロ(tp)
チャーリー・ラウズ(ts)
タッド・ダメロン(p)
ネルソン・ボイド(b)
アート・ブレイキー(ds)
デクスター・ゴードン(ts)
アート・マーディガン(ds)
エディ・ディビス(ts)
アル・ヘイグ(p)
フーイ・ロング(g)
ジーン・ラメイ(b)
デンジル・ベスト(ds)
収録曲は、トップに「ノスタルジア」で、12曲。
日とメンバーの変えての3回の収録。