初演「ワルツ・フォー・デビィ」

2022-03-06 | 【断想】音楽

 ビル・エヴァンスの「ニュー・ジャズ・コンセプションズ」(1956 RIVERSIDE)。
 ビル・エヴァンスは、モダン・ジャズ、とりわけピアノ・トリオの歴史に大きな功績を残したミュージシャンとして、高く評価され、人気もある。
 単なるリズム・セクションと見なされていたピアノ、ベース、ドラムをそれ自体で音楽的作品として成立させるようにグレード・アップさせたとされる。
 そのビル・エヴァンスの初リーダー・アルバムが、「ニュー・ジャズ・コンセプションズ」である。
 詩情あふれた美しく、ジェントルマンのモダン・ジャズ。
 このブログで、はじめて取り上げた。
 〈Personnel〉
 ビル・エヴァンス(p)
 テディ・コティック(b)
 ポール・モチアン(ds)
  収録曲は、オリジナル・アルバムで、11曲。
 なかに、「ワルツ・フォー・デビィ」の初演がある。