ビル・エヴァンスの「ニュー・ジャズ・コンセプションズ」(1956 RIVERSIDE)。
ビル・エヴァンスは、モダン・ジャズ、とりわけピアノ・トリオの歴史に大きな功績を残したミュージシャンとして、高く評価され、人気もある。
単なるリズム・セクションと見なされていたピアノ、ベース、ドラムをそれ自体で音楽的作品として成立させるようにグレード・アップさせたとされる。
そのビル・エヴァンスの初リーダー・アルバムが、「ニュー・ジャズ・コンセプションズ」である。
詩情あふれた美しく、ジェントルマンのモダン・ジャズ。
このブログで、はじめて取り上げた。
〈Personnel〉
ビル・エヴァンス(p)
テディ・コティック(b)
ポール・モチアン(ds)
収録曲は、オリジナル・アルバムで、11曲。
なかに、「ワルツ・フォー・デビィ」の初演がある。