AT MONTEREY

2020-02-16 | 【断想】音楽
 1964年9月の第7回モンタレイ・ジャズ・フェスティバルでのライブ。
 チャールズ・ミンガス率いる12人による演奏である。
 曲によって、人数は異なるが。
 6曲のデューク・エリントン・ナンバーのメドレーと2曲のミンガス・ナンバーが収められて、「MINGUA AT MONTEREY」と言うアルバムになっている。
 レーベルは、FANTASY。
 すばらしい演奏である。
 日本では、「スイングジャーナル誌選定ゴールドディスク」。
 ラストの「MEDITATIONS ONN INTEGRATION 」は、ベースのソロではじまる20分を超える曲。
 もうひとつのミンガス・ナンバー「ORANGE WAS THE COLOR OF HER DRESS」は、もともとは、エリック・ドルフィーを加えた3管のために書かれたものだそうだ。
 聞いていて、そのことが感じられ、ドルフィーがプレイしたものを聞きたいと思った。録音が残っているのだろうか。
 ジャズと言えば、ジャズなんだろうが、そう言うジャンルをこえた音楽としての素晴らしさを感じる。ミンガスを聞くと、そんな風に感じる。