“Six Chansons”

2018-09-19 | 【断想】音楽
 クセナキスのピアノ・ソロの曲「Six Chansons pour piano」。
 「ピアノのための6つの歌」と言うことか。
 1~2分の6曲からなっている。
 とても、おだやかな曲、すなおな曲だ。
 いささか激しいところも、性格のよさが感じられる。
 クセナキスが、いつ頃、どういうことで作った曲なのだろうか。
 CDに付いている解説によると、1951年の作曲だ。
 初期の作品だ。
 なんだか、クセナキスがもともと持っていたものが推測される。
 この気持ちのいい感じは、のちの激しい作品の中にもある。
 そう思った。
 TIMPANI盤。