君が光矢は

2010-05-13 | 【樹木】ETC
 いつしか、窓の外の木々は生い茂った。
 その木の間に黄金色に輝く朝の太陽を見る。
 その光は植物を育て、われらに食料をもたらす。
 紀元前1000年以上前に、エジプトでつくられた詩の断片。
 太陽神讃歌である。
  君が光矢は、牧に隈なく乳を与えぬ、
  君登りたまふとき、彼らは生きづき、
  君がために、おひ茂るなれ。(呉茂一訳)