愛煙家と沈丁花

2008-02-19 | 【樹木】ETC
 愛煙家ゆえの「風流」もある。某所も室内での喫煙が禁じられており、必然的に庭に出ることになる。庭に出れば、あたりの木々にも目がいく。今の季節、キタコブシやアーモンドの花芽の膨らみが気になる。
 2月中旬、ジンチョウゲ(沈丁花)が濃紅色の蕾をいっぱいつけている。花開くのは、今月末あたりからか。淡い紅をふくんだ白い花となる。品種によって花色に違いはあるが。
 学名は、ダフネ・オドラと言う。ギリシャ神話の女神と「匂いのある」の意の二つの単語で名づけられている。
 煙草を喫いながら、ジンチョウゲの花開く日、その芳香を思うわけである。