ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

小6算数 速さ・時間・距離(道のり)の文章題

2009-07-10 | 本日の授業

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写真は、090611、小6算数の授業です。

白岡東小、篠津小とも、1学期ラストは「速さ」でしたね。
学校よりも一足先に、こちらでも入りましたよ。
こちらでは、少しだけヒネリのある文章題まで勉強しました。

写真の問題ですが、中1でもほぼ同じものを勉強しますね。
中1は「一次方程式」の文章題で出てきます。
中1がやるような問題なので、最初は難しいかもしれません★

アビット新白岡校では、常に中学生になってからのことを考えます。
なので、線分図なども“中学1年生流”に描いています。
小学生用テキストに描いてあるものは、もっとアッサリですね。

写真の左は、「往復の問題」です。

問題「みよ子さんが家から駅までの500mを往復します。行きは分速50mです。帰りは一定の速さで走ると、往復するのに合計14分かかりました。帰りは、分速何mで走りましたか」

特に最初は、文章だけ読んでいてもサッパリかもしれません★
「速さ・時間・距離(道のり)」の計算ができたとしても、ですね。
やはりここでも、線分図を描くことが解答の近道になると思います。

「目で見てわかる」というヴィジュアル的なものは大切ですね♪

まず、行きの「時間」を求めましょう。
行きの「速さ・距離」は出ています。
そこから「500÷50=10(分)」ですね。

次に、帰りにかかった「時間」を求めましょう。
往復するのに合計14分というのは、問題にあります。
そこから「14-10=4(分)」ですね。

最後に、帰りの「速さ」を求めましょう。
帰りの「距離」は問題に書いてあり、「時間」は上で求めました。
そこから「500÷4=125(m/分)」ですね。

この問題については、「速さ・時間・距離」で・・・。
まだわからないものを順番に求めていくと正解する感じですよね。

写真の右は、「途中で速さが変わる」問題です。

問題「車でおじさんの家に行くのに、最初の1時間は時速50kmで走り、残りの1.5時間は時速60kmで走りました。車の平均の速さは時速何kmですか」

線分図は一本道で、途中に区切りを入れましょう。
その1本に、わかる情報(数字)を書き入れますね。
けっこうイロイロ書くことができますよ。

まず、おじさんの家までの「距離」を求めましょう。
距離を求めるには「距離=速さ×時間」です。

最初の1時間の距離は「50×1=50(km)」です。
残りの1.5時間の距離は「60×1.5=90(km)」です。
したがって、おじさんの家までの距離は「50+90=140(km)」ですね。

最後に、全体での速さを求めましょう。
これが「車の平均の速さ=距離÷時間」となりますよ。

おじさんの家までかかった時間は「1+1.5=2.5(時間)」です。
答えは「140(km)÷2.5(時間)=56(km/時)」です。

この問題が、ある程度1人でできるようになれば・・・。
中学校へ行っても、数学ができるような気がします。
特に、方程式の文章問題などが理解しやすいと思います♪

小学校のときの勉強に対する意識
小学校のときの勉強の習慣
小学校のときの自分で正解できる楽しさ
小学校のときの勉強で身につけた知識
小学校のときの勉強に対する努力

すべては、中学校につながっていくと思いますよ☆

コメント (2)
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