さて、ここまで読んでもらってわかるかもしれませんが・・・。
私は、「小中学生はケータイ持たなくていい」派です。
ただ「使い方」が悪くなければノー問題ですけどね。
小5の授業前、こんな話をしていました。
私「なんでケータイが必要なの?」
小5「防犯に役立つから」
私「どこが?」
小5「防犯ブザーがついているものがあるし」
私「でもさあ、イキナリ襲われて、カバンの中からケータイ出してブザーを鳴らせるもんかねえ?」
小5「・・・。GPS機能(自分の居場所がわかる機能)もある。誘拐されても、自分がどこにいるかわかる」
私「犯人もおそらくそれをわかってるじゃない? ケータイは取り上げられるか、捨てられるような気がするんだけど」
小5「・・・」
・・・というわけで、少しイジワルでしょうかね?
たとえば少し前の、要人を護衛する仕事のドラマ『SP』にて。
V6の岡田君のアクションが冴えましたね(あと、真木よう子バツグン)。
そこで、テロリストが病院をジャックする話がありました。
テロリストは、病院内にいる全員を一ヶ所に集めて・・・。
まず、全員のケータイを没収していました。
情報が外に洩れることを防いでいるんですね。
今回できた石川県の条例は・・・。
「保護者は小中学生に、防災、防犯、その他特別な目的の場合を除き、携帯電話を持たせないように努める」
・・・というものです。
しっかり「防犯」と記されていますよね。
やはり、防犯の役割をある程度果たすという前提だと思います。
私がピンと来ないだけで・・・★
ただ、中2のケータイ保有率は45.9%です。
半分と少しの子どもは持っていないのですね。
その半分と少しの子どもだけが犯罪に巻き込まれるかというと?
しかも、我々オトナが子どもの頃はケータイがなかったですね。
それでも、犯罪に巻き込まれたかというと?
まあ私は、なんとかこれまで無事に生きてきました。
だから、「防犯」の意味は弱いなあと思ってしまうのです。
逆にメールや出会い系サイトから誘われて・・・。
犯罪に巻き込まれる可能性もあると思います★
やはり、オトナが使い方をしっかり決めることだと思います。
ところで、こんなことを思いませんか?
「自分は自由にケータイを使っておいて、人に言えるの?」
たしかに、規制を呼びかけるのには説得力がないかもしれません。
たとえば、自分は散々タバコを吸っておいて・・・。
「タバコは有害だから、吸ってはダメだぞ」
年齢、健康、きまりはあるにせよ、説得力がない気がしますね★
でも、私は言ってもいいんじゃないかと勝手に思っています。
なぜなら、私がケータイを持ち始めたのは、ほんの3年前だからです。
今まで生きてきたほとんどが、ケータイを持たない人生ですよ。
そんなわけで次回ラストは、私とケータイについてです。