写真は、090630、中2数学の授業です。
この週は、篠津中・期末テストの対策指導週でした。
今年の試験範囲は、去年の問題よりも・・・。
連立方程式の文章問題分が増えています。
去年の問題+連立方程式の文章問題を勉強しましょう。
連立方程式の文章問題は、種類が多いですね~。
● 整数に関する問題(和と差、位の入替など)
● 代金に関する問題(2種類のものをいくつか買うなど)
● 速さに関する問題(途中で速さ変化、電車通過、池の周りなど)
● 割合に関する問題(男女の人数増減など)
● 濃度に関する問題(食塩水など)
まだありますが、代表的なものはこんな感じです。
少し時間が足りなくて、090704の土曜復習講座も使いました。
単純な復習ではなく、新たな連立文章問題プリントを勉強です。
電車の通過と、池の周りの問題が少し不安ですが・・・★
さて、期末テスト試験範囲は、「式の計算」「連立方程式」です。
去年の問題から、「式の計算」図形の問題を勉強しています。
図形の式を、文字を使って表す問題ですね。
写真のおうぎ形ですが、求め方は3つのパターンがありますよ。
半径3cm、弧2πcmがありますから、面積は求められます♪
問題はカンタンなのですが、解き方3つのパターンの点検ですね。
①「(あると思って)円周の何分のいくつが弧」という式をつくる
おうぎ形の中心角をx°とします。
あとは、“あると思って円周”の何分のいくつが弧の2πcmです。
式にすると、以下のようになります。
3×2×π×x°/360=2π
6π×x°/360=2π
πx°/60=2π
x°/60=2
x°=2×60
x°=120°
おうぎ形の中心角は、120°になりますよね。
あとは、“あると思って面積”の何分のいくつを式にします。
3×3×π×120/360
=9π×1/3
=3π
・・・答えは「3π平方cm」となりますね。
でも、この方法は少し手間がかかりますよ★
②公式「半径/母線=x°/360」を使い、中心角を求める
こちらのほうがオススメです。
けっこうカンタンに中心角が出ますからね。
母線の3cmも出ています。
あとは弧が2πcmなので、“あると思って底面”を考えましょう。
「弧=底面の円周」なので、底面の直径は、2cmですね。
ということは、底面の半径は1cmです。
1/3=x°/360
x°/360=1/3
x°=1/3×360
x°=120°
あと実際の面積を求めるのは、上の①と同じです。
③おうぎ形の面積を求める公式「S=1/2lr」を使う
中1の立体図形で勉強したこれは、さらにカンタンですよ~♪
すぐにおうぎ形の面積が求まります。
「l=弧」「r=母線」ということを覚えていますか?
おうぎ形を三角形と考えている公式です。
「弧=底辺」「母線=高さ」です。
1/2は、三角形の公式「÷2」の部分ですね。
1/2×2π×3=3π(平方cm)
速攻で正解が出ましたね☆
たとえば、サッカーはドリブルからのシュートだけでなく・・・。
ヘディングシュートやボレーシュートも練習すると思います。
得点に結びつく動きは、1つよりも3つですよね。
サッカーも数学も、いくつかの「得点の取り方」を身につけていきましょう☆