ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

中2数学 期末テスト 文字式の面積

2009-07-06 | 本日の授業

Cimg1752

写真は、090630、中2数学の授業です。

この週は、篠津中・期末テストの対策指導週でした。

今年の試験範囲は、去年の問題よりも・・・。
連立方程式の文章問題分が増えています。
去年の問題+連立方程式の文章問題を勉強しましょう。

連立方程式の文章問題は、種類が多いですね~。

整数に関する問題(和と差、位の入替など)
代金に関する問題(2種類のものをいくつか買うなど)
速さに関する問題(途中で速さ変化、電車通過、池の周りなど)
割合に関する問題(男女の人数増減など)
濃度に関する問題(食塩水など)

まだありますが、代表的なものはこんな感じです。

少し時間が足りなくて、090704の土曜復習講座も使いました。
単純な復習ではなく、新たな連立文章問題プリントを勉強です。
電車の通過と、池の周りの問題が少し不安ですが・・・★

さて、期末テスト試験範囲は、「式の計算」「連立方程式」です。
去年の問題から、「式の計算」図形の問題を勉強しています。
図形の式を、文字を使って表す問題ですね。

写真のおうぎ形ですが、求め方は3つのパターンがありますよ。
半径3cm、弧2πcmがありますから、面積は求められます♪
問題はカンタンなのですが、解き方3つのパターンの点検ですね。

「(あると思って)円周の何分のいくつが弧」という式をつくる

おうぎ形の中心角をx°とします。
あとは、“あると思って円周”の何分のいくつが弧の2πcmです。
式にすると、以下のようになります。

3×2×π×x°/360=2π
      6π×x°/360=2π
             πx°/60=2π
                x°/60=2
                      x°=2×60
                      x°=120°

おうぎ形の中心角は、120°になりますよね。

あとは、“あると思って面積”の何分のいくつを式にします。

 3×3×π×120/360
=9π×1/3
=3π

・・・答えは「3π平方cm」となりますね。

でも、この方法は少し手間がかかりますよ★

公式「半径/母線=x°/360」を使い、中心角を求める

こちらのほうがオススメです。
けっこうカンタンに中心角が出ますからね。
母線の3cmも出ています。

あとは弧が2πcmなので、“あると思って底面”を考えましょう。
「弧=底面の円周」なので、底面の直径は、2cmですね。
ということは、底面の半径は1cmです。

  1/3=x°/360
x°/360=1/3
   x°=1/3×360
   x°=120°

あと実際の面積を求めるのは、上の①と同じです。

おうぎ形の面積を求める公式「S=1/2lr」を使う

中1の立体図形で勉強したこれは、さらにカンタンですよ~♪
すぐにおうぎ形の面積が求まります。
「l=弧」「r=母線」ということを覚えていますか?

おうぎ形を三角形と考えている公式です。
「弧=底辺」「母線=高さ」です。
1/2は、三角形の公式「÷2」の部分ですね。

1/2×2π×3=3π(平方cm)

速攻で正解が出ましたね☆

たとえば、サッカーはドリブルからのシュートだけでなく・・・。
ヘディングシュートやボレーシュートも練習すると思います。
得点に結びつく動きは、1つよりも3つですよね。

サッカーも数学も、いくつかの「得点の取り方」を身につけていきましょう☆

コメント
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