ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

小中学生に携帯電話は必要か?(3)

2009-07-04 | 勉強コラム

1日のメールの送受信数ですが、中2や高2は多いですよね。
「10件以上30件未満」が、両学年とも3割ほどいますから。
私の10倍くらいの感じですよ★

メールの送受信件数が多いと、どんなことが考えられますか?
「ケータイ依存」に関係することですよ。
私が聞いた(見た、読んだ)ことがあることを思い出してみます。

勉強時間が減る
ケータイを片時も離さない
メールの返信時間で、仲の良い友達かどうか決まる

・・・大きくわけて、この3つですね。

まず「勉強時間が減る」です。

テレビを見ながらでも、メールくらいはできそうですね。
ただ、勉強したり、本やマンガを読んだりは難しいかも・・・。
じっくり落ち着いて、勉強に集中する時間が取れないかも?

中学生~高校生は、イロイロ身につけてほしい時期ですよね。
それは主に、知識や経験などです。
ケータイばかりに気を取られるのは、もったいないような。

まあ、若いときの時間って、無限にあるような気がしますからね。
時間が有限だと気がつくのは、もっとオトナになってからです。
「ああ、あのとき、もっと勉強しとけばよかった」とか。

それでも、高校3年くらいになると、大学受験などを考えますよね。
「そろそろ勉強しなきゃ」となるのでしょうか?
「ケータイの習慣」を崩すのは難しい気もしますが★

次に「ケータイを片時も離さない」です。

食事中も離さずに持っていて、メールを打ち込むとか。
家族で食べているときは、少しサミシイ感じもありますね。
ケータイ使用について、何かしら家でのルールを作るといいのかも。

さらに、お風呂の中にまで持っていくとか。
寝るときも電源を切らずに、枕元に置いて寝るとか。
ケータイがご主人様で、自分は付き人のようですよね★

最後に「メールの返信時間で、仲の良い友達かどうか決まる」です。

メールが来て1分以内に返信しないと・・・。
もう仲の良い友達とは言えないとか。
私からすると、すでについていけません★

よく言われるのは、「希薄な関係(つながり)」ということ。
ケータイが仲介しなければ、友達とは言えない関係ですね。

考え方、行動、趣味が合う友達と、楽しく過ごせるといいですね。
ケータイが仲介しなくても・・・。

以上の3点、聞いたことがある人もいると思います。

時代は常に動いています。
若い人は若い人の言い分があると思います。
私も中高生のときにケータイがあったら、ハマッていたかもしれません。

ただ、生活の中でメインになるのはケータイではないはずです。
もっと価値のあることや、まずやるべきことがあるはず。
周囲のオトナが、それに気づかせていけるとよいと思います。

さて、アビットの授業前に話していたことで・・・。
「なんでケータイが必要なの?」という話になりました。
子どもが、決まって言うことがあるのですね。

・・・それは次回へ。

コメント
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